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ペトロナス・プレスカンファレンス ブランド力向上を図るペトロナス、新製品も発表!【東京オートサロン2018】

  • 2018/01/12
  • MotorFan編集部
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1月12日から開催されている東京オートサロンにおいてオイルメーカーのペトロナスがプレスカンファレンスを行った。内容は、2018年のブランドとしての展開と、新製品のシンティアム7000 0W-16 CoolTechの発表である。(PHOTO&REPORT:近田 茂)

モータースポーツ好きならペトロナスと言う名前にピンと来る人は少なくない。オーロサロンに出展ブースを構えたPLI(ペトロナス・ルブリカンツ・インターナショナル)は、1月12日に報道関係者を対象にしたプレスカンファレンスを開催した。

登壇したのはグループCEO のジョゼッペ ディアリゴ氏、マレーシアの国営企業である同社は、石油や天然ガス等の資源産出企業。マレーシア国内では多くのガソリンスタンドを運営していることでその名を知る人もいる。ただ日本での一般的な知名度は充分とは言えないだろう。

2018年は潤滑油メーカーとしてさらなる発展を期して最先端グローバルリサーチ&テクノロジー(R&T)センターをイタリアのトリノに開設。それは実に6000万ドルの投資になると言う。日本も重要なマーケットと位置づけ、2022年までは日本のカーメーカーとのパートナーシップを切り開き、さらにメジャーなメーカーを目指すビジョンを発表した。

また今回は新製品のペトロナス シンティアム7000 0W-16を発表。同社のCoolTech(熱最適化技術) を駆使し従来オイルとの比較で、高温酸化制御試験で19% 、磨耗制御試験で42% も優れた製品に仕上がったと言う。ごく簡単に言うと油温上昇がしにくく、上昇しても粘性を失いにくいのが特徴。過酷な使い方でもエンジンを痛めず、滑らかな動きがキープされる。結果的に省燃費や排気ガス削減にも貢献する優れ物というわけだ。
実際の効果がどうかは直ぐには理解できないが、F-1 で4 連覇の偉業を達成したメルセデスと共に戦い、それを支えたオイルがペトロナスだという事実には大きな説得力が感じられる。【西2ホール】