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SUBARU XV Advance Driving Impression スバルXV 選ぶべきはe-BOXERかコンベの2.0ℓか? 550km走って燃費と走りで考えた

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スバルXV Advance 車両価格○282万9600円 試乗車はオプション込みで290万5200円

スバルのコンパクトSUV、XVは1.6ℓ、2.0ℓの水平対向エンジン、そして2.0ℓ水平対向エンジンにモーターを組み合わせた「e-BOXER」モデルをラインアップする。550km走って、スバルXV e-BOXERの価値を考えてみる。

TEXT & PHOTO◎鈴木慎一(SUZUKi Shin-ichi)

車重は1550kg。前軸軸重:920kg 後軸軸重:630kg
全高が1550mmというのが、機械式駐車場にも入るサイズで非常にいい。
全長×全幅×全高:4465×1800×1550mm ホイールベース:2670mm 最低地上高:200mm サスペンションクロスメンバーに嵩上げスペーサーを入れて対応している。もちろん、細かいセッティング変更も行なっている。

 現行スバルXVは、2017年デビューのGT系と呼ばれるモデルだ。初代のXVが「インプレッサXV」だったことからもわかるように、もちろんベースとなるのはインプレッサである。現行モデルは、スバルの新しいプラットフォーム「SGP(Subaru Global Platform」の第二弾モデルだ。SGPモデルはこれまでどれも好印象だった(インプレッサ、XV、フォレスター)。コンベのXVも例外ではない。
 デビュー当初は、1.6ℓと2.0ℓの水平対向4気筒DOHC自然吸気エンジン(FB16/FB20)とリニアトロニックCVTを組み合わせたAWDモデルだけだったが、18年10月に「e-BOXER」モデルを追加した。グレード名では「Advance」となるモデルだ。

 e-BOXERはいわゆる「マイルドハイブリッド」に分類されるハイブリッドシステムだ。リニアトロニックCVTの後端に10kW(13.6ps)/65Nmのモーター(MA1)を搭載する。

 さて、久しぶりにXVに乗るにあたって、e-BOXERを選んだのは、フォレスターより一回り小さく軽いXVで、e-BOXERの価値を体感してみたいと思ったからだ。

 恵比寿のスバル本社でクリスタルホワイトマイカのボディカラーのXV Advanceを受け取った。まず、航続可能距離が「450km」と表示してあったのに驚いた。えっ450kmしか走れないの?

運転席のシート高は約630mm

 Advance(e-BOXER)の燃料タンクは、コンベの2.0ℓモデルの63ℓから15ℓ少ない48ℓである。トランクの下にリチウムイオンバッテリーを積んでいる関係で燃料タンク容量も少々犠牲になっているのだ。
 とはいえ450kmは短すぎる。AdvanceのJC08モード燃費は、19.2km/ℓ、WLTC燃費は15.0km/ℓだ。15×48ℓ=720kmは難しいとしても450kmはないだろう。前に借りた人の運転が燃費に優しくなかったということで、まずは街に乗り出した。

 SGP全モデルに共通することだが、自然な乗り味と視界の良さはXV Advanceも同様だ。個人的にはSUVよりセダン/HB派なのだが、もはや乗り込んで街を走り始めた時点で、乗降性、視界の良さなど、コンパクトSUVの優秀さをすぐに実感する。インプレッサもいいが、日常使いではXV。フォレスターもいいが、サイズが少し大きいから、やっぱり日常使いならXV、と思う。

ラゲッジルーム 奥行き810mm
三菱電機製リチウムイオン電池はここに。

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