ダイハツ ダイハツ トール 新型情報｜グレード/性能/新車・中古価格

• 2022/06/24

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ダイハツ トールの新型モデル情報を紹介します。ダイハツ トールの性能・装備や燃費・内装など特徴をまとめて解説。ダイハツ トール新型モデルのグレード一覧や新車・中古価格をチェックして購入の参考にしてください。

ダイハツ トール新型モデルの概要

ダイハツ トールは、2016年11月に発売された1.0Lのトールワゴン型コンパクトカーだ。OEMとしてトヨタのルーミー/タンク（現在はルーミーに統合）、スバル ジャスティという兄弟車がある。発売以降、ダイハツでは一部改良やマイナーチェンジを実施したほか、「Gリミテッド」シリーズなどスタイリッシュにカスママイズされたモデルを続々と発表している。2018年には全車に安全運転支援システムの「スマアシ」を搭載した。

ダイハツトールはコンパクトカーということもあって、サイズの大きいワゴンでは苦労する路地も軽自動車のみの機動力で走ることができ、小回りが効く車だ。価格帯はトールGターボの2WDが186万円、Gの2WDが174万円・4WDが191万円、Xは2WDが155万円・4WDが173万円。トールカスタムはGが204万円、Gターボが2WDで191万円、4WDで209万円台からとなっている。

ダイハツ トールの外観・内装デザイン

ダイハツ トールは、フロントから見たときと横から見たときで印象が異なる外観の車だ。内装デザインは日常的に使うコンパクトワゴンとして、使いやすく親しみやすいものになっている。

外観：フロントの迫力が印象的なトールワゴン

ダイハツ トールはフロントマスクが印象的な車だ。ヘッドランプと一体化したアルミのガーニッシュの下に黒メッシュのグリルが存在感を主張している。

これがトール カスタムになると、フロントマスクはグリル部分も含めてアルミガーニッシュが騎士のマスクを思わせる勢いで張り巡らされ、より強めの存在感とシャープさを醸し出している。

外観は少しコンパクトなこともあって、前から見ると軽のトールワゴン風だ。横から見るとアルミパーツはほとんど目立たないので、ごく普通のミニワゴン風となる。

内装：雨の日や夜間の移動にも配慮

内装は水平基調デザインにそって配置されている。インパネにはレバーも含めて配置され、運転席と助手席の間を利用して後席へ移動することも可能だ。リヤのドアはスライド式で、大きく開き、雨の日や夜間に子どもや介護の必要な高齢者を乗り込ませるときも余裕だ。室内移動も自在で便利である点もワゴンライクと言える。

ベースモデルは黒がベース色になっているが、ディーラーオプションでウッド調のインテリアパネルやスイッチパネル、ホワイトのシートカバーなども用意され、一気に華やいだ空間になる。

ダイハツ トールのサイズ・室内スペース

ダイハツ トールは、コンパクトワゴンだ。サイズはあえてコンパクトに押さえられているが、室内スペースは可能な限り広く取られている。そのぶん収納スペースは削られるが、シートアレンジで大きな荷物に対応する。

ボディサイズ：コンパクトで狭い路地も楽々

ダイハツ トールのボディサイズは全長3700×全幅1670×全高1735mmで、カスタムGとGターボが全長3705mmになる。地上高は130mmで、ワゴンでも乗り込みやすい低さだ。

全長は4mを切るサイズとなるが、軽自動車と比べればはるかに余裕がある。最小回転半径は4.6mと軽自動車並みで、狭い路地でも運転しやすい。

室内スペース：スライドドアを開いて余裕の空間へ

ダイハツ トールの室内スペースは全長2180×全幅1480×全高1355mm。横から見ると、収納部分にまで窓があり、居住スペースをギリギリまで活かしたつくりとなっている。

リヤのスライドドアを開けて乗り込むと、後席がハッチ部分近くに背もたれがあることがわかる。そのぶん、前席との距離にも余裕があるので、小さな子どもをチャイルドシートに乗せてから前席に室内だけで移動できる。

収納スペース：リヤシートを倒せば2人掛けソファも積める

収納スペースは、フル乗車時だと205L。荷室奥行は500～740mmになる。高さがあるぶん、意外に収納できるが、リヤシートを倒すと958Lの大容量空間が出現する。このときの奥行は1540mmで、2人掛けソファや26インチ自転車が2台搭載できる広さだ。

荷室フロア高は527mmと低く、自転車を積むときも楽だ。もちろん、開口口も広く、横幅は1077mm、高さは1080mmと大きめのものも積みやすい。

ダイハツ トールの性能・燃費・装備

ダイハツ トールには2022年6月時点でハイブリッドモデルはない。1.0L・1KRエンジンの自然吸気とターボのみだ。その性能はそれぞれ異なる。燃費や、乗るうえで便利な装備・機能をチェックする。

走行性能：スポーツモードで高速道路も余裕の走り

自然吸気エンジンは1.0L 1KR-FE DVT。上り坂での加速・走行性能を上げ、街中ではスムーズに走行できることを目指したエンジンだ。とはいえ、ファミリーでフル乗車や坂道の多い場所に住んでいるなら、1.5Lエンジン並のトルクを広い回転域で発揮するターボエンジンの1.0L 1KR-VET DVTターボ車を選んだほうが不満を感じずに済むだろう。

両エンジンとも、ステアリングスイッチがあり、ターボ車にはレスポンスが早い「スポーツモード」、自然吸気車はエンジン回転数を高く保つ「パワーモード」にして余裕の走りを楽しめる。

安全性能：スマートアシスト搭載で安全運転を支援

ダイハツ トールはミニワゴンなので、運転席の視点が高いため前が見通しやすく視認性も高い。加えてダイハツが開発した全方位の予防安全機能「スマートアシスト」（略称：スマアシ）を搭載しており、サポカーS<ワイド>適合車だ。

特に高齢者に多いペダルの踏み間違い時の加速抑制、車線逸脱、対歩行者への衝突軽減ブレーキなど、非常時にも対応する機能は欠かせない。さらに高速道路でのドライブ負担を軽減してくれる前車追従機能も運転操作の負担はもちろん疲労軽減に一役買っている。

燃費性能：ターボモデルでWLTCモード16.8km/L

1.0Lエンジンは自然吸気とターボがあるが、2WDか4WDモデルによって総重量が変わるため燃費にも差が出る。

自然吸気エンジン搭載車の場合、2WDでWLTCモード18.4km/L、4WDで16.8km/Lとなる。ターボ車は2WDのみで16.8km/Lだ。

市街地モードでは自然吸気の2WDが15.5km/Lに較べてターボ車は12.7km/Lとさすがに差がつくが、高速では1km/L程度の差まで縮まる。

装備・機能：スマホ連携のディスプレイオーディオ

ダイハツ トールには9インチスマホ連携ディスプレイオーディオが搭載でき、スマホのアプリをディスプレイオーディオ上で操作できる。ナビ機能もスマホのアプリを利用すれば、いつでも最新の道路地図を利用できて便利だ。音楽もスマホのアプリ経由で楽しめる。

9インチスマホ連携ディスプレイオーディオ以外のディラーオプションナビでは、トールをスマホで見守る「ダイハツ コネクト」が利用可能だ。駐車位置の確認から、車の発進、現在地の見守り、事故時のサポートなどのサービスを利用できる。家族で車をシェアしている場合などにはこちらがおすすめだ。

ダイハツ トールおすすめポイント要約

ダイハツ トールは、1.0Lエンジンを搭載するコンパクトワゴンだ。OEMで提供しているトヨタのルーミーが圧倒的に売れている逆転現象が起きているが、安く買いたいのであれば、ダイハツのトールで相見積を取ってみるという方法もあるだろう。

軽トールワゴンは卒業してミニバンに乗りたいが、いかつすぎて抵抗があるという人にはステップアップ車としてちょうどいいかもしれない。コンパクトカーなので取り回しは楽だし、カスタムを選べばメッキパーツでミニバン気分が味わえる。

また、室内は2列シートだが、小さい子供がいるファミリーカーとしても利用価値は高い。仲間と出かけることが多い人や、2人で荷物を積んで出かける人にもおすすめだ。