北米マツダの2月販売は2.5Lガソリンターボが追加されたCX-30が絶好調!
- 2021/03/05
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MotorFan編集部 長野 達郎
北米マツダ(Mazda North America Operations)が2021年2月の販売台数データを発表した。販売台数は2万6008台で、前年同月比−8.4%と数字を落としてしまったが、CX-30が初めて5000台を超える販売台数を記録するなど明るい話題もあった。
MX-5 Miata(日本名ロードスター)も相変わらず好調をキープ
北米の自動車メーカーにとって、2月は残念な1ヶ月となってしまった。広範囲にわたって襲来した大寒波の影響をもろに受けてしまったのだ。ユーザーは販売店に足を運べないし、メーカーは工場を一時停止するなどの対応を取らなくてはならなかった。北米マツダは1月に2万5259台を販売し、前年同月比+6.9%の好スタートを切ったのだが、2月は2万6008台で前年同月比−8.4%に終わってしまった。
そんな中、好調だったのがCX-30だ。2月は5005台で前年同月(3754台)を大きく上回った。2021年モデルから2.5Lガソリンターボがラインナップに加わったことがセールスを後押ししているようだ。また、フラッグシップのCX-9も3151台(前年同月比+7.7%)と堅調だった。
そして、新型コロナ禍でなぜか販売台数を伸ばしているのがMX-5 Miata(日本名ロードスター)だ。2020年のセールスは8807台で前年を13.6%も上回ったのだが、21年に入ってからも勢いは衰えておらず、2月も836台(前年同月比+3.6%)と上り調子をキープ。なかなか先の見通しにくい窮屈な世の中で、少しでも開放感を味わいたい…という北米のユーザーがオープンカーに惹きつけられているということだろうか。
北米マツダ・車種別販売台数【2021年2月】
MAZDA3:3083台(−18.0%)
MAZDA6:1327台(−23.3%)
MX-5 Miata:836台(+3.6%)
CX-3:519台(−45.2%)
CX-30:5005台(+33.3%)
CX-5:1万2087台(−16.4%)
CX-9:3151台(+7.7%)
TOTAL:2万5259台(+11.4%)
※( )内は前年同月比
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