ロールスロイス ロールスロイス レイス 新型情報|グレード/性能/新車・中古価格
- 2023/02/21
ロールス・ロイス レイスの新型モデル情報を紹介します。ロールス・ロイス レイスの性能・装備や燃費・内装など特徴をまとめて解説。ロールス・ロイス レイス新型モデルのグレード一覧や新車・中古価格をチェックして購入の参考にしてください。
ロールス・ロイス レイス新型モデルの概要
ロールス・ロイス レイスは、1938~39年に少数生産された高級クーペモデルの名前を受け継いで、2013年に高級セダン・ゴーストの2ドアクーペ版として誕生。10年前の車種ながらも当時のロールス・ロイスでもっともパワフルな6.6リットルV型12気筒ツインターボエンジンを搭載。最新型のロールス・ロイス ゴーストやファントムには排気量でトップを譲ったものの、馬力は現在もトップクラスだ。
優雅な高級ラグジュアリーカーというイメージが強いロールス・ロイスだが、レイスは高級感だけでなくパワフルなエンジンと流れるようなファストバックデザインを備えた、走りを堪能できるモデルとなっている。
ロールス・ロイス レイスの外観・内装デザイン
黎明期のモータースポーツにも関わった創業者のスピリッツを反映するかのように、ロールス・ロイス レイスの外観はスポーティーな仕上がりとなっている。そして内装はロールス・ロイスらしい高級感に満ちた仕上がりをみせている。
外観:パワフルかつ洗練された2ドアボディ
2022年に発表されたロールス・ロイス初の完全電気自動車・スペクターにも受け継がれた、流れるようなラインのファストバックデザインがロールス・ロイス レイスのエクステリア最大の特徴。ロールス・ロイスの伝統を受け継ぐ重厚なフロントデザインや観音開きのドア、有機的なラインで構成されたワイドなりアトラック見事にマッチするそのボディラインは、パワフルさとスピード感、そして高級な雰囲気を感じさせる仕上がりを見せている。
内装:天井に星空が輝く上質な個性派空間
内装はしなやかなで肌触りの良いレザーとカナデル・パネリングのウッドパネルがふんだんに使われていて、高級感と温もりにあふれた車内空間を作り出すのに一役買っている。
そしてオプションとして用意されているのが、夜のドライブでは天井が星空の輝きに包まれる「スターライトヘッドライナー」。手作業で取り付けられた何百もの光ファイバーが車内に星空を作り出し、追加オプションで流れ星も取り入れられることも可能。ロールス・ロイスにしかできない極上のインテリアが堪能できる。
ロールス・ロイス レイスのサイズ・室内スペース
ロールス・ロイス レイスはやや天井が低めながらも大型ボディならではのゆとりのある室内スペースを確保。収納の数はやや少なめとなるものの広いトランクルームを備えている。
ボディサイズ:ロールス・ロイスらしい大型サイズ
流線型のファストバックデザインとなるため、全高は1,505mmと低め。全長5,280mm×全幅1,945mmと高級サルーンがメインのロールス・ロイスらしい大型サイズのボディとなっている。
これだけのサイズ感があると街乗りや普段使いには不便になりがちだが、ロールス・ロイス自体がそういう用途ではなくグランツーリスモ的な乗り方が似合う一台。クルマに合わせた道と走りでその魅力を堪能するのがおすすめだ。
室内スペース:天井はやや低いが余裕の4人乗り
全高が低いために車内は頭上が少々窮屈だが、大きめの車体サイズの恩恵もあって室内スペースは大人4人が座ってもゆったり過ごせるラグジュアリーな空間が広がる。
シートや内装には職人の手作業で据え付けられた高級レザーがふんだんに使われ、後部座席もセンターコンソールを挟んでそれぞれが独立したシートとなっているので、ゆったりとした乗り心地が楽しめる。
収納スペース:収納は必要最低限だがトランクは大きめ
エントリークラスのファミリーカーとはジャンルの異なるクルマなので、収納スペースもセンターコンソールに取り付けられたドリンクホルダーや灰皿、諸種関前のグローブボックスなど少なめ。
電動開閉機能を備えたトランクルームは開口部が大きく確保されており、容量も470Lと大きめ。旅行用トランクやゴルフバッグなども余裕で積み込むことができる。そして前部フェンダーには専用の傘が収納されているので雨の時などには重宝するはずだ。
ロールス・ロイス レイスの性能・燃費・装備
ロールス・ロイス レイスはパワフルなエンジンと数々の装備・機能のおかげで走行性能はかなりハイレベル。その分燃費は期待できないが、そういう点は度外視するべきクルマなのだ。
走行性能:V12パワーながらも優雅な走り
最高出力570PSのパワーを叩き出す6.6リットルV型12気筒ツインターボエンジンと、短いホイールベース&低めのルーフから繰り出す走りは、パワフルながらも実に優雅。
スムーズにギアを繋げてくれる8速オートマチックトランスミッションと電子制御、ロールを最小限に抑えるよう設計されたサスペンションなどの恩恵で、ハイパワー車ながらも変速ショックなどをほとんど感じることなく0-100km/h加速4.6秒・最高時速250km/hの走りを堪能できる。
安全性能:年式ゆえに安全装備は無し
最近のクルマでは当たり前となっている先進安全装備だが、2013年のクルマということもあり標準ではエアバッグなど基本的な物のみとなっている。かつてはオプション装備としてナイトビジョンやレーン逸脱警告、クルーズコントロールや情報を映し出すHUDが追加できる「ドライバーアシスタントシステム」が用意されていたので、安全性能にこだわりたい人はそれを搭載している中古モデルを選ぶとよいだろう。車両を俯瞰したイメージをセンターコンソールのディスプレイに映し出す駐車支援機能は標準装備となっている。
燃費性能:7.1Km/Lだが燃費を気にして乗るクルマにあらず
ロールス・ロイス レイスはカテゴリー的にはスーパーカーと同等の部類となるパワフルなエンジンと走行性能を有しているため、燃費性能も7.1Km/Lと決して高くない。
しかし、ロールス・ロイスという世界に名だたる高級サルーンは、そもそも燃費やコストパフォーマンスを気にして乗るタイプのクルマでは無い。高性能な走りとラグジュアリーな室内空間の妙を楽しむことを最優先にして乗るのが、このクルマには相応しいと言えるだろう。
装備・機能:伝統の高級車ならではの装備の数々
エフォートレス(努力不要)をコンセプトに、様々な電子制御技術を装備してドライバーに負担をかけない楽な運転を実現しているロールス・ロイス レイス。その最たる物がサテライト・エイデッド・トランスミッションだ。
衛星通信を介して行き先の道路状況を予測して、8速トランスミッションから最適なギアを選択してくれるので、ドライバーはギア操作も必要最低限で済むという他には無い技術で、V12のハイパワーを手の内に収めながら運転することができる。
ロールス・ロイス レイスおすすめポイント要約
車好きなら一生に一度は乗ってみたいロールス・ロイスで、しかも走りを重視したV12ツインターボエンジン搭載の2ドアクーペ。普段使いの実用性よりも、ラグジュアリーな走りや快適なロングツーリング、そしてロールス・ロイスならではの世界観を楽しみたいという人、しかも予算が潤沢にあるという人にはオススメな一台だ。
ただし、2019年を最後に生産終了しているモデルなので、オプションの先進安全装備やスターライトヘッドライナーなど、自分好みの装備を搭載している中古車を見つけられるかというのが難点。中古車市場でも数が少なく、価格帯も2000~3000万円と高めなので、手に入れたいというドライバーは、じっくりと納得のいくモデルを探すようにしよう。
ロールスロイスレイス 2020年8月発売モデル
ベースグレード
価格 | 3,854万円 |
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排気量 | 6600cc |
駆動方式 | FR |
最高出力 | 632 ps(465 kW)/5600rpm |
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最大トルク | kg・m(83.6 Nm)/1600〜5000rpm |
乗員 | 4名 |
燃費 | - |
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