モータースポーツ オドメーターチェックポイント odometer check point

• 2019/05/05

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ラリー競技は、主催者のクルマによって全コースの距離を計測して、その距離を基準として進められる。だが、それぞれのクルマには、公差の範囲で許されたトリップメーター(距離積算計)の積算誤差がある。この誤差を計算しなければ、主催者が指示した数値を忠実に守ったとしても、実際にはオーガナイザーの数値から微妙に外れてしまう。このため、主催者の計測数値と同一になるように、トリップメーター同士の誤差を修正しなければならない。国内ラリーには、スタートから一定距離を走行した地点に、この誤差を修正するためのCPが置かれている。それがオドメーターCPだ。その地点で、主催者の計測車との走行距離の誤差を元に修正すべき係数を算出する。この誤差を修正する計算を補正作業という。現在は、ラリー専用に開発されたコンピューターが主流となっているため、数値をインプットするだけですんでいる。

-大車林