車名の由来と変遷 QOROS Auto（観致汽車） QOROS Auto

• 2019/12/26

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　2007年に奇瑞汽車とイスラエル政府系ファンドのイスラエル・コーポレーションの折半出資によって設立された中国の自動車メーカー。本拠は上海に起き、現在はイスラエル・コーポレーションから独立したKenon Holdings が資本の50％を引き継いでいる。最初の量産車プロトタイプは2013年のジュネーヴショーに出品され、同年末から「QOROS 3セダン」として中国国内向け販売が始まった。
　同モデルはオーストリア＝カナダの企業連合であるマグナ・インターナショナルが中心となり、米TRW（現在は独ZFが吸収、ステアリングなど機械系部品）、リア（内装）、独コンチネンタル（車両制御など電子機器およびブレーキ）、ゲトラグ（変速機）、ベンテラー（鋼板）、仏ヴァレオ（機械部品および電子部品）といったサプライヤーが開発支援を行った。内外装デザインはBMWグループでMINIブランドを率いたゲルト・ヴォルカー・ハイデブラント氏が総指揮を執った。2018年末現在は「QOROS 3」のラインナップがセダン、ハッチバック、SUVに拡大したほか、中国で需要が高いSUVに「QOROS 5」という上級モデルを設定している。また、2018年末にBEV（バッテリー式電気自動車）の生産を立ち上げた。

-大車林