テストしたのは最高出力469psと最大トルク700Nmという凄まじいアウトプットを誇る4.0LのV8を搭載するS560で、さらに4マティック&ロングボディというゴージャスな仕様。でもAMGとかマイバッハとか、上には上がいる……。
目指したのは京都府の日本海側の丹後半島で、美山の北集落(写真)、天橋立、そして伊根の舟屋を見て回るプランである。日本の原風景を巡る、なかなか風情のある旅だ。高速道路が全行程の約8割を占める。
こういった中央車線がポールで区切られただけの二車線区間(片側一車線)では、アクティブステアリングアシストがとっても有用だ。大型トラックとすれ違う場面などにおける不安や緊張が大きく軽減され、結果的に長距離ドライブの疲れを抑制してくれる。
東名、新東名、伊勢湾岸道、新名神、名神を経て、京都縦貫道の園部インターチェンジからは一般道へ。美山から宿泊地である宮津までは高速道路を使わず、ワインディングロードを堪能した。
福井県との府県境近くにある美山の北集落。茅葺き屋根の古民家が建ち並び、まさに日本の原風景が色濃く残され、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている。白川郷や五箇山と違ってアクセスはそれほど良好ではなく、それだけに素朴な雰囲気を残していた……のだが、今回ひさびさに訪れてビックリ! 京都縦貫道が開通したおかげか観光客が一気に増え、駐まっていた観光バスは実に8台! 写真は、人が捌けた瞬間を捉えた貴重なショット。
日本三景のひとつに数えられる天橋立。写真は南側の文珠山の山頂からの眺めで、股の下から逆さに覗くと龍が天に昇っているように見えることから「飛龍観」と呼ばれている。ここまではケーブルカーかリフトで登る。
伊根の舟屋群の壮観な眺め。「男はつらいよ」のロケ地となったことでも有名だ。
こうした昔ながらの古い街並みというものは、たいてい道幅が狭い。当然ながらフルサイズサルーンのSクラスでは縦横無尽に駆けずり回るわけにはいかないが、視界に優れ、各種センサーがフォローしてくれるため、意外なほど不安は覚えない。もちろん車体そのものの大きさには気を遣う必要がある。
テストしたのは最高出力469psと最大トルク700Nmという凄まじいアウトプットを誇る4.0LのV8を搭載するS560で、さらに4マティック&ロングボディというゴージャスな仕様。でもAMGとかマイバッハとか、上には上がいる……。