大滝食堂の先にある滝沢ダムのループ橋はなかなか壮観。ここを過ぎれば、もう少しで中津川林道のスタート地点だ。
中津川林道の制限速度は15km/h。非現実的な制限速度が当たり前の我が国だが、この15km/hという速度は極めて現実的だ。すれ違うクルマがほとんどなく、携帯電話もほぼ繋がらないため、パンクをはじめとしたアクシデントには十分に注意したい。
今回の行程では、メインステージとなるダート区間を中心として約40kmは飲食店がなく、さらに弁当を売っているような商店は約70kmに渡って存在しない。そのため、事前にコンビニ弁当を購入しておいた。本来は多少なりとも名物らしいものにしたかったのだが、本文にもあるとおり諸事情で叶わず......。
埼玉県、長野県、そして群馬県の県境に位置する三国峠(実際には群馬県との県境は僅かに北にある)。ここから埼玉県側は未舗装路、長野県側は少々荒れてはいるが舗装路となっている。峠からは長野県側に眺望が開けている。
<奥秩父山塊を貫く屈指のダートコース > 東京都、山梨県、埼玉県、長野県、群馬県の一都四県にまたがる奥秩父山塊の真ん中を貫く林道とあって、中津川林道はオフロード愛好家の間ではかなり知られた存在だ。今回は関越道の花園ICから秩父に向かい、埼玉県側からアプローチした。三国峠を越えて梓山林道に入り、八ヶ岳方面をまわって中央道の長坂ICから東京に戻った。(※当記事の取材は2016年8月下旬に行ったが、直後の8月22日の大雨の影響により土砂崩れが発生し、現在まで通行止めが続いている)
「非スポーツモデル」として稀少な存在となる6速MT。ゲート感が明確で、シフトフィールはなかなか好ましい。4輪をロックさせることで悪路走破性を高める「ELD」の作動スイッチをシフトレバー前方に配する。
延々と悪路を走り続けても疲労や痛みを覚えなかったのは、このすばらしいシートのおかげに尽きるだろう。Aセグメントでは出色のクオリティと言っていい。前席シートベルトに高さ調整機構が備わっている点にも注目。
大滝食堂の先にある滝沢ダムのループ橋はなかなか壮観。ここを過ぎれば、もう少しで中津川林道のスタート地点だ。