スバルWRX STI Type S 車両本体価格:406万800円 試乗車はオプション込みで443万8800円
WRX STI EJ20 Final Edition プロトタイプ
WRX STIはEJ20型2.0ℓ水平対向4気筒ツインスクロールターボを載せる。EJ20型水平対向エンジンがデビューしたのは1989年。初代レガシィとともに登場し、永年スバルの主力エンジンとして第一線で活躍してきた
全長×全幅×全高:4595mm×1795mm×1475mm ホイールベース:2650mm
車重:1490kg(試乗車は1510kg)前軸軸重 900kg 後軸軸重610kg
最小回転半径は5.6m
形式:2.0ℓ水平対向4気筒ターボ 型式:EJ20 排気量:1994cc ボア×ストローク:92.0×75.0mm 圧縮比:8.0 最高出力:308ps(227kW)/6400pm 最大トルク:422Nm/4400rpm 燃料供給:PFI 燃料:プレミアム
マルチモードDCCDは、センターデフをもつAWDシステム。前後輪の行動力配分をプラネタリーギヤで前41:後59に設定。また、スイッチ操作で前後輪の差動制限トルクを4つの制御モードから選択可能。試乗中は、AUTOモードにしていた
ステアリングのギヤ比は13:1
クラッチペダル、シフトの手応えは絶妙。操作は軽くないが、重すぎることはない
ギヤ比 第1速:3.636 第2速:2.375 第3速:1.761 第4速:1.346 第5速:1.062 第6速:0.842 後退:3.545 最終減速比:3.900
ABCペダルの位置も重さも文句なし
まずは大渋滞に遭遇
前が見えないほどの豪雨にも遭遇。AWDの恩恵を感じた
インテリアの質感はけっして高いとは言えない。パーキングブレーキは、機械式。サイドブレーキバーがあるのも、いい意味で古臭い
今回は後席の乗り心地のチェックは行えなかった
試乗車はメーカーオプションのレカロシートを装着していた。いいシートである
持ち込んだCDは、イエスの『危機(Close To The Edge)』。1972年発表のプログレッシブロックの金字塔的アルバムだが、WRXの車内は、音楽を聴くのには適していないことが確認できた。
全長×全幅×全高:4595mm×1795mm×1475mmというボディサイズも、いまや絶妙。このサイズがいい
ブレンボ製フロント18インチベンチレーテッドディスクブレーキ フロントは対向6ポット、リヤは対向2ポット
トランクは460ℓ(VDA法で)。後席は分割可倒式
欧州では英国で2018年に150台限定でthe Final Edition 2.5i WRX STIが販売されて、現在ではラインアップにない。
WRXは2014年発売。プラットフォームはレヴォーグと共通。巨大なリヤスポイラーは、メーカーオプションだ