Ninja ZX-25Rの高性能を支える影の立役者、シャーシ＆足回りを読み解く。

重心位置、スイングアームピボット位置、エンジン軸の配置、キャスター角やスイングアーム長など、すべてがスーパースポーツたる性能を求めて導き出された。

スーパーバイク世界選手権に参戦するNinja ZX-10RRのシャーシ設計思想にインスパイされ、優れたハンドリングを追求。日常的な扱いやすさと、サーキットを堪能できるスポーツライディング性能を併せ持つ。

Ninja ZX-10Rと同様のホリゾンタルバックリンクリヤサスペンションを250ccで初採用。高張力鋼製スイングアームもNinja ZX-10Rと同じ湾曲型で、強さとしなやかさを高次元に両立する。

フロントサスペンションには、φ37mmのSFF-BP(セパレートファンクションフロントフォーク-ビッグピストン)を採用。ショーワのSFFとBPFのコンセプトを組み合わせた、最先端のフロントフォークだ。

ベテラン開発ライダーの「フロントシングルディスクは止まらない」という持論を撤回させた、大径シングルディスクのフロントブレーキ。開発段階でアップグレードしたラジアルマウントモノブロックキャリパーが、かなり高性能だという。

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