NXクーペの先代は「サニーRZ-1」。内容的に決してスポーティと言いがたかったが、日本市場ではまだ理解できた商品企画だった。もっともこれも販売が低迷したため、女性志向に振ったNXクーペが国内にも登場したとも考えられるのだが…。
日産NXクーペ タイプS。1.8ℓエンジンを搭載する最上級モデルだが、S13型シルビアと被った。ドリフト走行もこなせる。
1992年モデルのNXクーペ タイプS(Tバールーフ)。尖鋭的デザインは北米の現地法人NDI(現NDA)による。
同じくNXクーペのリヤビュー。「Z32型フェアレディZの影響を受ける」とする解説もあるが、それは誤り。開発時期的に影響を受けることは不可能だった。
NXクーペのコックピット。セダンのサニーと同一だが、ドライビングポジションは悪くなかった。
クーペスタイルのクルマとしてはラゲッジルームは標準的。可倒式リヤシートを倒せば広いスペースが得られる。トノカバーはハードタイプ。Tバールーフの場合、ここにルーフを収納するが、固定方法が少々心もとなかった。
なんと雨傘を収納する専用スペースが隠されており、ここに専用傘が収納される。これはパルサーで採用されたアイデアを継承したもの。こんな所に「女性視点」が生かされていることがわかる。
海外版「100NX」の日産の宣伝写真。NXクーペに期待された役割が象徴されている。
1982年のNDIのスタジオ。右手のメインで作業されているのが1986年に発売された「ニッサン・パルサーNX」のスタディモデル。左手奥にコンセプトカーNX-21のクレイモデルがあり、その奥の壁に200SXと300ZXが描かれている。すべての関連性が理解できる興味深い一葉。
ニッサン・パルサーNX。これが北米では「初代100NX」だ。日本では「EXA(エクサ)」の名で販売され、「2代目パルサー・エクサ」と認識される。実はデザインの随所に幻のスーパースポーツ、MID4-ⅠおよびⅡの影響が見られることは意外と見過ごされている。日本では売れなかった。
ニッサン・パルサーNXは、リヤをクーペタイプおよび画像のキャノピータイプに交換可能だったことも話題だった。日本では法規上、不可能なので、クーペタイプとキャノピータイプは別個の車種として販売された。日本版では交換は不可能にされている。
NXクーペの先代は「サニーRZ-1」。内容的に決してスポーティと言いがたかったが、日本市場ではまだ理解できた商品企画だった。もっともこれも販売が低迷したため、女性志向に振ったNXクーペが国内にも登場したとも考えられるのだが…。
日産NXクーペ タイプS。1.8ℓエンジンを搭載する最上級モデルだが、S13型シルビアと被った。ドリフト走行もこなせる。
1992年モデルのNXクーペ タイプS(Tバールーフ)。尖鋭的デザインは北米の現地法人NDI(現NDA)による。