コーンズ・モータースの「F355 Series Refresh Fair」フェラーリF355のエンジンをリフレッシュする

フェラーリF355に搭載されるF129C型エンジンを前方から眺めたところ

フェラーリにおけるV8シリンダーの気筒配列（下が進行方向）と点火順序。比較としたのは、一般的なクロスプレーンクランクV8の点火順序。

カムトレイン用のタイミングベルト。バンクごとに1本、つまり左右バンクで2本必要。

右バンクのカムトレイン。偏心プーリを支えるテンショナはオイル封入式で、これらももちろん点検交換の対象。

左がウォータポンプ、右がパワーステアリングフルードポンプ。W/Pはメインプーリからのベルトで駆動、PS/Pはそこから短いベルトを介して駆動される仕組み。

左側のエンジンマウント。エキゾーストパイプの直下にあることから、熱の影響は小さくない。左右に2カ所／トランスミッションマウントも左右2カ所の4点止め。

左リヤサスペンション。アームのブッシュ類はエンジンを下ろさなくとも交換できるが、各部の点検という意味では非常に有用。

パワートレインを後方から。中央はクラッチユニット。耐久性は高く、交換を要することは稀だという。

すべてのベルト類を装着した様子。実際にはフロントカバーを備えてからメインプーリベルトをかける。手前が今回交換したベルト／補記類。

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