セレナe-POWER公道試乗レポート街なか走行時のセレナe-POWERの静かさは驚異的‼︎ 日産セレナe-POWER公道試乗レポート

操作後に中立位置に戻るジョイスティックタイプのシフトレバーは、リーフ、ノートe-POWERとも異なる新デザインのもの。質感も高く、所有欲も満たしてくれる。

テストコースではなく、一般道で通常の交通の中でドライブするとセレナe-POWERの静粛性はさらに際立つ。遮音性能も高められており、エンジン停止時には周囲の音が聞こえない。

セレナe-POWERの開発責任者を務めたDCVEの中谷信介氏。ノートe-POWERの販売台数が伸びれば伸びるほどe-POWER改良のための課題もどんどん増えていったという。（PHOTO：宮門秀行）

e-POWERとプロパイロットとの親和性はとても高かった。とくに、前走車の加速に対してクルマが付いていくときに、モーター駆動の力強く滑らかな加速感が印象的だった。

セレナe-POWERは、セレナの特徴であった全車８人乗りをあらため、セカンドシートセパレートの全車７人乗りとなる。上級ミニバンのようにゆったりと寛ぐことが可能だ。（PHOTO：中野幸次）

多人数乗車かつ重量級のセレナでe-POWERを実現できた意義は非常に大きい。セレナe-POWERの成功次第では、日産ラインナップのさらなるe-POWER化も加速するだろう。

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