後輪と同サイズ、100/90-10インチのタイヤを採用。トレーリングアクスルのフロントフォークにはフォークブーツも備わりシッカリした感じ。2ピストンのブレーキキャリパーはピンスライド式。ディスクローターサイズはφ200mm。
環境性能が高められたSEPエンジン。強制空冷式SOHC2バルブの124㏄。フリクションロスが徹底低減化され、潤滑油容量も少なった。最高出力はアドレスV125より若干低く抑えられたが、発生回転は7500から7000rpmへ低くなっている。
バランスとして細く長いエキゾーストパイプと太く大きなマフラーデザインが対象的。ユニットスイングのアームは長めで2本ショックの取付けも後方位置にセット。コイルスプリングは不等ピッチのプログレッシブスプリングを採用。3段階のプリロード調節もできる。
ほぼフラットなフロア。広くは無いが足の置き場が自由になる。前方の斜め部分に足を突っ張ると、ダブルシートにある少しの段差をシートストッパーに活用でき、腰の安定感を高められる。不意の急ブレーキ操作でも上体がズレることなく安心だ。
贅沢な虚飾は無いが、質感の高いスッキリとした巧みなデザインを披露するフロントインナーレッグとハンドル回り。スタンダードスクーターとして十分に心得のある実用性を備えている。
燃料計や時計、オドやトリップを示す液晶ディスプレイ。タコメーターは500rpm毎にブロックが積み重なり右側へと水平に伸びる方式。特に必要性は感じないのだが、3000~5000rpmは若干の右上がり傾斜で表示されトルクフルなイメージが演出されている。
インナーラック蓋がないのでアクセスは容易。コンビニフックは実用的で使いやすい。
キーシリンダーはいたずら防止のシャッターパネル付き。特に新しくはないオーソドックスな手法。シャッター操作はキーの尻面で行う。USB電源が標準装備され走行中にスマホを充電することもできる。
ヘルメットとちょっとした小物などが収納できる28ℓのメットインスペース。写真手前(下)側の内壁に膨らみがあるが、容量としては十分に広い。シートロックの解錠はイグニッションキーで簡単に操作できる。
写真はSHOEIのJ-FORCE Ⅳ。高さのあるフルフェイスヘルメットなら横に倒して収納することができる。ヘルメットを入れてもその後方にまだプラスαのゆとりが残っている。
最大許容荷重6kgと明記されているリヤキャリアはかなり堅牢。トップケースの取付けはもちろん、タンデムライダーのグラブバーにも使えるし、メインスタンドを掛ける時の持ち手としても役立ってくれる。
フロアの幅は広過ぎず、ふくらはぎの位置が絞り込まれたデザインが採用されて足つきき性は良好。シート高は760mm(リミテッドは770mm)。ご覧の通り両膝に余裕を持って、両足はベッタリと地面を捉えることができる。行儀よく座ると膝が直角になる感じ。もう少し膝位置を下げられるとシートとの密着性はさらに向上できるのだが……。