元モト・ライダー誌の創刊スタッフ編集部員を経てフリーランスに。約36年の時を経てモーターファンJPのライターへ。ツーリングも含め、常にオーナー気分でじっくりと乗り込んだ上での記事作成に努めている。
※パニアケースはオプションです
エメラルドブレイズドグリーン×パールストームグレー
シート高は820mm。ご覧の通り両足の踵は大きく浮いた状態になる。平地ならこのままバックも可能だが、地面をしっかりと押すには心もとない状態。一旦バイクを降りて押した方がスムーズに扱えるが、車体は大きく重く、パニアケースもあるので、乗降動作は慎重になる。
ライト類は全灯LED式。アドベンチャームードを盛り上げるフォグランプはオプション装備品。メーター部右下の押しボタンスイッチで点灯する。一式の価格は56,592円。カウル両脇にある縦3連灯はコーナリングライト。慣性計測装置(IMU)活用例のひとつで、例えば左旋回時に車体が傾くと左側が3段階に点灯し左側方を照射する。
フロントフォークはショーワ製φ43mmの倒立式、150mmのストロークを誇る。ダブルディスクブレーキは、φ310mmのペタルローターを装備。ラジアルマウントされた油圧キャリパーはモノブロック異径対向4ピストン式だ。
Z1000やNinja1000と基本的に共通の水冷DOHC直(並)列4気筒1043ccエンジンを搭載。カワサキ車初の電子スロットルシステムが導入された。ケーブル式スロットルの操作感を残す事にもこだわっている。
152mmのホイールトラベルを稼ぎ出すホリゾンタルバックリンク式モノショックサスペンションはショーワ製。電子制御を追加したKECS(カワサキ・エレクトロニック・コントロール・サスペンション)が装備されている。
右出しショートアップマフラーは個性的な造形、排出口は二つある。リヤブレーキのペタルディスクローターはφ250mm。シングルピストンのピンスライド式油圧キャリパーを組み合わせている。
傾斜が立ち気味のスクリーンやハンドガードは標準装備。ツアラーとしての基本装備が奢られている。温度が3段階に切り替えられるグリップヒーターも装備。クラッチレバーは5段階、ブレーキレバーは6段階の調節機構付きだ。
10種もの各種スイッチがひしめくハンドル左側。ディマー&パッシングスイッチは人差し指で操作。モード切り替えボタンやウインカー、右列にはクルーズコントロールスイッチやメーター表示のリセットボタンとハザードスイッチ。そして咄嗟の時に押しやすいベストポジションにホーンボタンがある。
ハンドル右側はグレーのスイッチが二つ。上のスライドスイッチはエンジンスタート&キルスイッチ。下の押しボタンはメーターの表示内容を切り替え、メニュー画面から各種設定変更ができるセレクトボタンだ。
アナログ式タコメーターとフルカラーTFT液晶ディスプレイを合体したメーターまわり。液晶スクリーンの表示デザインは2種類から選択可能。白黒反転表示もできる。Bluetoothによるスマートフォン接続表示機能も備わっている。
スクリーンはアジャスタブル式。左右にある黒いノブを回して締め付け固定を緩めると、上下55mmの範囲で無段階に高さ調節できる。
段付きのセパレートタイプに見えるが、前後一体式のダブルシートを採用。体格の大きな人にはオプションで20mmアップのハイシート(44,820円)が用意されている。
バッテリーを先頭に様々なデバイスが整然と納められている。後方に見えるETC機器は標準装備されている。
トップケース装着に必要となるベースプレート。オプション装備品で価格は19,440円。
トップケースは47Lという大容量タイプ。サイドパニアは片側28L容量で、いずれもヘルメット収納可能。イグニッションも含めてワンキーで操作できる。トップケースはシンプルなタイプで37,800円。前述のベースプレートは必須である。
クッション厚だけでなく、しっかりと幅のあるシートデザインが採用されている。
元モト・ライダー誌の創刊スタッフ編集部員を経てフリーランスに。約36年の時を経てモーターファンJPのライターへ。ツーリングも含め、常にオーナー気分でじっくりと乗り込んだ上での記事作成に努めている。
※パニアケースはオプションです
エメラルドブレイズドグリーン×パールストームグレー