新型KATANAはいい意味で「普通のバイク」。初代カタナと比べて思うこと

アップタイプのバーハンドルにマウントされたミラーなど、ライダー目線で見たコックピットはネイキッドバイク的であることが分かる。見た目によらず馴染みやすいライポジだ。

新型カタナには憧れのブラックカラーも設定されている。闇に溶け込むダークなシルエットがまたカッコいい。

GSX-R1000譲りの高性能な水冷直4エンジンといかにも高剛性なアルミツインスパーフレームの組み合わせ。これを見ればスーパースポーツ直系のDNAを持っていることが分かるはず。

ベースモデルになったGSX-S1000。エンジンやフレーム、電子制御システムなどの基本パッケージが新型カタナと共通だ。ライポジや重量配分の違いから前後サスペンションのセッティングは見直されている。

以前試乗した初代1100カタナ。空冷直4エンジンのまったりとした吹け上がりと重厚感のあるドッシリとしたハンドリングが時代を感じさせる。今で言うと最高速と運動性能を兼ね備えたメガスポーツ的な存在だった。もちろん今見ても超カッコいい！

1000ccスポーツバイクらしいパワフルで豪快な走りが楽しい。迫力ある直4サウンドも魅力だ。

ハンドリングは素直で軽快。アップライトなライポジがライディングの自由度を広げてくれる。

小雨が降る中、3モードのトラコンのおかげで安定したライディングを楽しめた。

研ぎ澄まされたエッジに灯るLEDのクリアな輝き。これぞ21世紀のKATANA。

フル液晶タイプの多機能ディスプレイは新型カタナ専用設計。黒バックのネガティブ表示に浮き上がるデジタル速度計やバーグラフタイプのタコメーターが未来的でサイバーチックだ。

新型カタナには憧れのブラックカラーも設定されている。闇に溶け込むダークなシルエットがまたカッコいい。

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