各部がブラックアウトされ、小さなカウルがついていかにもローライダーSといった佇まい、この復活にファンは喜んでいるはず。ハンドルが開いているせいか写真で見るよりも前傾は強めのイメージだが、深くえぐられたドラッグレーサー的なシートのおかげもあり足つきは良好。凝縮されている車体の一部になっている感覚が得られる。
ダークブロンズのホイールが何よりもカッコ良く、ローライダーS感を強めているが、さらに今回は倒立フォークを採用すると共にキャスター角も立てられた。
ローライダーなのにショックが見えないのも不思議な感覚だが、180幅というファットなタイヤはむしろ存在感が高まっているだろう。この太さ、ワインディングで活きそうだがストリートではちょっと重く感じる場面も。
ミルウォーキーエイトの114ci(1868cc)エンジンを搭載。当然のように十分以上速いのだが、吸気音を聞かせる演出や、そもそものセッティングの関係で114の中でもワイルドでパワフルな印象がある。
エンドを段違いにしたデザイン。ワイルドなルックスとは裏腹に排気音は洗練されたもの。
Sならではの特徴的なミニカウルがハードなイメージを助長。ヘッドライトはリング付きのLED。
テールランプはLEDを採用し被視認性も高いが、逆にウインカーは電球とするのがかわいらしい。
実際に手を伸ばすとかなり開いている感じがして、ドラッグレーサーやオフロード車的なイメージも持つハンドル。しっかりと握ってアクセルを思いっきり開けろ!というメッセージに感じる。フォークトップ部が凹んでて、雨が降っていた当日はそこに水が溜まるのが気になり何度も拭いた。
タコメーターも備えた2連メーターだが、タンク上にあるがゆえ見ようと思ったらかなり視線を下の方に落とさなければいけなかった、というのが本音。
各部がブラックアウトしてあるのだが、その中でも結晶塗装を使うなど表情を変えているのが面白い。ステップのポジションはミッドコントロールに近いイメージで、この車体についてはニュートラルが特に出しやすくて好印象。
腰をサポートしてくれるストッパーがあることで、パワフルなエンジンを解放してあげることができるのだから、このシートはとても優秀に感じる。ソフテイルファミリーなのだからシート下にはシングルショックを備える。