足元のボリュームに対してシュッと締まったテールはLEDのもの。純正アクセサリーでトップボックスなども用意される。
ルックスはシャープでカッコ良く、しかもBMWらしさもあるデザイン。スクリーンの広さやカッコ良いミラーなど目に入るところに未来感もあって特別な印象もある。実際にまたがるとかなり大柄に感じるのは、脚の間にあるトンネル部分が幅広だからだろう。車重は決して軽くはないが、使いやすいバックギアも付いているため取り回しに苦労することはなかった。
倒立フォークはしっかりとステム上下でクランプされ、スクーターらしからぬ剛性を確保。大きな車体をしっかりと支えてくれた。サスの設定はハードめでダイレクト感のあるもの。首都高の継ぎ目などではコツコツとわずかに突き上げてくる感覚も。この速さを考えるとダブルディスクは当然の装備だろう。
50km/hに到達するのに僅か2.8秒というが、感覚的には1秒ぐらいだ。TCA(トルクコントロールアシスト)はトラコンのような機構でリアタイヤの空転を監視するだけでなく、強い回生ブレーキが悪路で働いた時にはリアのホッピングも抑えてくれる。リアサスは一般的な1本ショックでプリロード調整可能。
ワイドなスクリーンが未来感を出しているが、一般的なキーシリンダーを備えるなど乗り出しやすさ、アクセスのしやすさは高い。全体的に幅広な感じはあるが、渋滞路でも特に幅が気になるということはなかった。
電動だと何かと複雑かと思いきや、とても簡素なスイッチ類。左は簡単なメーター表示切替ボタンとリバースボタン。かつての左右独立ウインカースイッチは廃止されており、一般的で使いやすいウインカースイッチ、ホーンボタンが採用されて久しい。
右側は最近のBMW共通となる、セル・キル・モード・グリップヒーターという最も使用頻度の高い4機能。
簡素で見やすいカラーメーター。スピードなど必須情報はもちろん、バーグラフ状に表示される電力使用状況や回生ブレーキによる充電状況、残走行距離など、とてもシンプルで必要な情報が何のストレスもなく入ってくる。近年のプレミアム大排気量エンジン車の方がよっぽど複雑である。
ハンドル下左側に充電ポート。帰宅したらここに挿しておく、という感覚だろう。
右側の小物入れの奥には標準装備されるETC2.0が収まるが、若干アクセスが難しいかもしれない。
車体全体が幅広ということもあって、シートも幅があって快適なもの。
車体の大きさを考えるとシート下トランクはコンパクトなイメージではあるものの、着用していたジェットヘルメットは問題なく収納できた。ただ付属する充電ケーブルがけっこう大きめで、これを持ち歩くとなるとトランクスペースの用途は限られてしまいそう。
スプリットフェイスと呼ばれる、近年のBMWらしいフロントマスク。
足元のボリュームに対してシュッと締まったテールはLEDのもの。純正アクセサリーでトップボックスなども用意される。
ルックスはシャープでカッコ良く、しかもBMWらしさもあるデザイン。スクリーンの広さやカッコ良いミラーなど目に入るところに未来感もあって特別な印象もある。実際にまたがるとかなり大柄に感じるのは、脚の間にあるトンネル部分が幅広だからだろう。車重は決して軽くはないが、使いやすいバックギアも付いているため取り回しに苦労することはなかった。