サスペンションの最新技術、EERA（エレクトロニカリー・イクイップド・ライド・アジャストメント）ってなんだ？｜バイクにまつわるヨコ文字・略語解説

最新のSHOWA EERA・スカイフック制御が採用されたカワサキ・VERSYS 1000 SEの2021年モデル。

既報のHEIGHTFLEX（ハイトフレックス）は、EICMA 2018（ミラノショー）で技術発表された。これもEERAをベースに付加価値を備えた新商品である。

左右2点の写真はホンダ・CRF1100Lに搭載してデモンストレーション。停止時に車高が30mm下がり、足つき性が改善される。

写真左はどちらもSHOWA EERA Brlance Free Damping Force（ショーワ・イーラ・バランスフリー・ダンピングフォース）。

EERAの要。フロントフォークのボトム部に内臓された電子制御油圧バルブ。

リヤショックには、電子制御油圧バルブが、アッパー部分で直角に交わるようにセットされている。

EERAスカイフック制御を標準搭載したカワサキ・VERSYS 1000 SE。IMU（慣性計測装置）と連携してダンピング特性を常に自動調節。バネ上の車体揺動を抑え、スムーズで快適な乗り心地を提供する。

ショーワ製フルアジャスタブル式フロントフォークを装備するホンダ・CBR600RR。緻密なダンピング制御が可能だが、予め好み（適切）にセットする必要がある。

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