スバル・インプレッサ WRX（1992）勝利への方程式【週刊モーターファン・アーカイブ】

「低回転でもストレスがない」とは言っても、インプレッサWRXは高回転ゾーンで本領を発揮する。強力な4輪トラクションにより、大地を力強く蹴りたてて強引に加速していく醍醐味はたまらない。撮影場所はかつての定番、筑波山だ。

低く、横方向へ広がりが演出されたインパネは他のグレードと変わりはないが、イタリアの名門、ナルディ製の本革巻ステアリングホイール”GARAⅢ"を標準装備した。シフトノブにもナルディ製本革巻を採用する。

後席もこのクラスでは信じがたいほどの広さと実用性を誇った。

前席シートはサイドショルダーが高くサポート性の良いバケット型だが、長時間座っていてもお尻が痛くなりにくい表皮一帯の成形シートを採用。

エンジンはおなじみのEJ20型を搭載。もちろん水平対向で2.0ℓの水冷4気筒、4バルブDOHC。バルブ駆動方式をHLA付き直打式に、点火方式をダイレクトイグニッションとし、インタークーラーターボを装備した。

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スバル・インプレッサ WRX（1992）勝利への方程式【週刊モーターファン ・アーカイブ】