いすゞ・117クーペ（1968）クルマというより「作品」【週刊モーターファン・アーカイブ】

117クーペにいすゞ初のDOHCを搭載。加速の鋭さと同時に、粘り強い程回転トルクが注目となった。

コンパクトなリヤセクションながら、ノッチバックスタイルによって荷室容量を確保している。ルーフエンドも比較的高いわりに、それを感じさせない。

ウッドのパネルに複数のメーターを配する、クラシカルなインパネまわり。未来的なエクステリアに、本物としての説得力を配した。

センターコンソールの高い、低いシートポジション。シフトレバーはほぼ肘の高さで、スポーティなシフトスタイルを取ることができる。

いすゞ初となるDOHCエンジン。これ以降、ベレットGTRに搭載されることになる。ロングノーズによりエンジン搭載位置を後退させている。

記事に戻る

いすゞ・117クーペ（1968）クルマというより「作品」【週刊モーターファン ・アーカイブ】