牧野茂雄の【深層レポート】in-depth reporting 新能源車＝NEV規制を読み解け。「テスラ100社」を夢見る中国、その勝算と現状（2）

2019/06/19
Motor Fan illustrated編集部

BYTON Concept（PHOTO：牧野茂雄）

BYTON Concept。2017年２月に香港で設立されたBYTONは、BMWで「ｉ」部門を率いていたカルステン・ブライトフェルト氏と中国での日産インフィニティ部門トップだったダニエル・キルヒャート氏が立ち上げた。「所有せずシェアする」「運転は自動」という考え方の次世代スマートデバイスだという。最初の量産モデルはこの写真の市販版「M-Byte」で、2019年第４四半期に発売の予定。工場は南京に建設されるとの発表だが、現時点で量産立ち上げ可能なのかどうかは定かでない。（PHOTO：牧野茂雄）

NIO（蔚来汽車）EP9。2018年にドイツ・ニュルブルクリンク北コースで6分45秒25という電気自動車最速タイムをマークした。前輪２基、後輪２基の合計４モーターによるAWD（全輪駆動）方式を採用、最高速度はメーカー発表で313km/h。NIOは量産設備を持たず、EP9の生産は江淮汽車が担当するが、NIOは2年連続の赤字決算である。ちなみに江淮汽車は VW（フォルクスワーゲン）とNEV専門の合弁会社を持つ。（PHOTO：牧野茂雄）

NEVS 9-3 EV（PHOTO：NEVS）

Faraday Future・FF91（PHOTO：Faraday Future）

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