THKの「予兆検知IoTサービス」とはいったいなんだろう？「予兆検知IoTサービス」とはいったいなんだろう？ THKが生産ラインで使われるLMガイドの保守管理用IoTサービスをパッケージ化

2020/01/18
Motor Fan illustrated編集部

〈「簡単」「安全」「初期コストゼロ」を実現したパッケージ〉IoTによる予兆検知を独自にスタートしデータ収集を始めてみても、その解析や処理方法を構築するに至らず有効活用できないケースもある。オムニエッジはセンサー、通信機器類、予兆検知ソフトをパッケージで提供し導入直後から「使える」ことを重視している。

上の写真がLMガイド用のセンサーで、手に持っているアタッチメントを介して右の写真のようにLMガイド上面に設置する方法と、側面に接着タイプのアタッチメントで装着する方法がある。センサー情報の取り込み機器や通信環境もオムニエッジではセットで提供される。

正式受注の開始を発表した記者会見にはTHKだけではなく、NTTドコモ、シスコシステムズ、伊藤忠テクノソリューションズから担当執行役員が出席。クラウドを使用するインフラ構築のコストメリットや本取り組みに対する協力体制、将来的な計画などが説明された。

機械の直線運動を正確に軽い力で動かすために、面によるすべりではなくボールを使った“ころがり”化した機械要素部品がLMガイド。高精度化、高剛性化、高速化を実現することで現在の工作機械、医療機器、建築物の免震・制振装置などに利用されている。

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THKの「予兆検知IoTサービス」とはいったいなんだろう？ 「予兆検知IoTサービス」とはいったいなんだろう？ THKが生産ラインで使われるLMガイドの保守管理用IoTサービスをパッケージ化

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