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インターモト2018動画レポート インターモト2018でZ125・R125・Ninja125がお披露目!125ccスポーツバイクの勢力図が変わる! ?【カワサキ/ヤマハ】

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ヤマハ・R125

125ccから1000ccまで広くラインナップするスーパースポーツシリーズYZF-Rの125ccモデルがフルモデルチェンジ。デザインやパワーユニットが一新された。

●デザイン

 常に最先端のデザインを採用するYZF-Rシリーズではあるが、今回のYZF-R125は、その極致ともいえるダイナミックかつエキサイティングなスタイリングを実現。新しいデュアルフルLEDヘッドライトとYZR-M1タイプのフロントフェアリングはまさしくYZF-Rシリーズであることを象徴するデザインとしている。これに合わせる燃料タンクは、ニーグリップしやすく、ライディングポジションを自在に変えられる形状を採用した。この燃料タンクは簡単に取り外し可能と、整備性も考慮された設計もポイントだ。

 スピードメーターを含むコックピットは、YZF-R1と同系統のデザインを継承。MotoGPレーサーのYZR-M1からインスピレーションを得た新しい軽量のトップブリッジや、MotoGPスタイルのブレーキレバープロテクターといったレーシングマインド溢れる装備が奢られる。

 フレームは新設計のデルタボックスを採用し、軽量化に貢献。前後のシャーシージオメトリは、スムーズで軽快なハンドリングをもたらしスーパースポーツらしさを強調する。

●エンジンユニット

 大きく仕様を変更したエンジンも見どころの一つ。新たに搭載したVVA(可変バルブシステム)が、エンジン回転数に応じてカムを切り替えることで、ゼロ発進から最高速に達するまで常に最適なトルクを生み出すことができる。
シリンダーヘッドの吸排気バルブは大径かつショートな寸法の4バルブとし、コンパクトな燃焼室形状を実現。これらを組み合わせることで燃焼効率を高めると同時に、燃費も向上させた。

 クラッチにはA&S(アシスト&スリッパ)を採用。新たなクラッチスプリングによって軽くなったクラッチレバーフィールは、ライダーに精密な操作感を提供するとともに、シフトダウン時の後輪のロックを防止する。

●足周り

 これらの一新されたパワーユニットに組み合わせる足周りには、高性能な41mmフロントフォークと17インチの前後ホイール、リヤ140という幅の広いタイヤを選択。また設計された軽量アルミスイングアームの組み合わせによって、足周り全体を、剛性面やバネ下の軽量化、剛性面、グリップ性を高次元でバランスさせたスーパースポーツらしいスペックにまとめられた。

●ブレーキ

 前後ブレーキはφ292mmのフロントディスクとφ230mmのリアディスクの組み合わせ。ブレーキホースのレイアウトの変更や、パッドの変更によって、ブレーキフィーリングを大幅に向上した。

●Specifications
・排気量:124cc
・エンジン形式:水冷4ストローク単気筒
・燃料タンク容量:11L
・ブレーキ:前後ディスク
・ホイール:前後17インチ

ヤマハ・YZF-R125細部カット

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