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空冷から水冷への進化してメリットたくさん! ヤマハ・シグナスXの後継モデル、シグナスグリフィスに初試乗

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ディテール解説

キリッとしたフロントマスク。目つきの吊り上がったヘッドランプはLED式。左右のウインカーは12V10Wのハロゲン電球が使用されている。
フロントフォーク部までカバーされたフェンダーデザイン。φ245mmのディスクローターにはデュアルピストンのピンスライド式油圧キャリパーを採用。
新開発された水冷BLUECOREエンジンを搭載、右サイドに冷却用のラジエターが配置されている。
後方まで伸ばされた大容量右サイドアップマフラー。
駆動系はCVTと呼ばれるVベルト無段自動変速。上部のエアクリーナーボックスもかなり大容量だ。
ユニットスイング方式に2本ショックを組み合わせたリヤサスペンション。ショックユニットにはダブルピッチタイプのコイルスプリングを採用。4段プリロード調節ができる。
リヤブレーキはφ230mmのディスクローターにシングルピストンのピンスライド式油圧キャリパーを採用。
車幅は690mm。ライディングポジションは意外とスマート。
ごく一般的なハンドルスイッチ。左側は上から順にディマー、ウインカー、ホーンスイッチ。この配置は扱いやすい。
ハンドル右側にあるのはエンジン始動用スタータースイッチのみ。
液晶ディスプレイを採用したデジタルメーター。両脇の警告灯も含めて多彩な情報表示を担う。
イグニッションスイッチは盗難抑止用キーシャッター付き。その右側には5V2AのUSBアクセサリー電源ソケットが標準装備されている。左側は燃料給油口、キャップはヒンジ付き。キー操作で手前にパカンと開く。
フラットに続く長いダブルシート。ステッチもあしらわれている。後席両脇にはしっかりしたハンドグリップを標準装備。
一体式ダブルシートは前ヒンジ式。キー操作の解錠で簡単に開閉できる。収納容積にも余裕がある。
ご覧の通り、ヘルメット収納時もプラスαの活用スペースがある。写真のヘルメットはSHOEI製 J-FORCE Ⅳ。
T字状に3分割されたLED式のテール&ストップランプ。クリアレンズを使用した左右ウインカー(12V10W)とライセンスプレートランプ(12V5W)は電球式だ。

⬛️主要諸元⬛️

全長/全幅/全高:1,935mm/690mm/1,160mm
シート高:785mm
軸間距離:1,340mm
最低地上高:125mm
車両重量:123kg(ABS仕様は124kg)
燃料消費率:48.9km/L(定地燃費)

原動機種類:水冷・4ストローク・SOHC・4バルブ
気筒数配列:単気筒
総排気量:125㎤
内径×行程:52.0mm×58.7mm※
圧縮比:11.2:1
最高出力:9.0kW(12PS)/8,000rpm
最大トルク:11.2N・m(1.14kg・m)/6,000rpm
始動方式:セルフ式
潤滑方式:ウェットサンプ
エンジンオイル容量:0.90L
燃料タンク容量:6.1L
年間燃料使用量:92L(年間走行4,500km分の参考値)
吸気・燃料装置/燃料供給方式:フューエルインジェクション
点火方式:TCI(トランジスタ式)
バッテリー容量:12V, 6.5Ah(10HR)
クラッチ形式:乾式自動遠心、シュー式
変速装置/変速方式:CVT(Vベルト式無段変速)/オートマチック
フレーム形式:アンダーボーン
タイヤサイズ(前/後):120/70-12 51L/130/70-12 56L
制動装置形式(前/後):油圧式シングルディスクブレーキ/油圧式シングルディスクブレーキ
懸架方式(前/後):テレスコピック/ユニットスイング
ヘッドランプバルブ種類/ヘッドランプ LED/LED
最小回転半径:2.0m
乗車定員:2名

製造国:台湾

⚫️試乗後の一言!

軽二輪(155ccクラス)だと言われても素直に信じてしまえる程、走りのパフォーマンスは抜群。

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