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ヤマハ・トリシティ155にルーフを付けると……無敵!|試乗レポート

  • 2021/05/29
  • MotorFan編集部 北 秀昭
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ソロツーリング、ソロキャンプ、タンデムツーリング、タンデムキャンプ、ビジネスなど様々なシーンで活躍しそう!

ヤマハ車のエキスパートショップ『YSP横浜戸塚』がフレンドショップ『HVファクトリー』『DUCA craftwork(デュカ・クラフトワーク)』とともにプロデュースする、「ヤマハTRICITY(トリシティ)」専用のカスタムパーツブランド『コンフォーティ』。同ブランドが展開する、ルーフとボックスが一体となったアウトドアに最適な、トリシティ155ベースのコンプリートマシン「シューティングブレーク」に試乗。二人乗りも可能なシューティングブレークは、2人分の荷物も余裕で積載可能。ロングツーリングやキャンプにも最適です。
REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki)
問い合わせ●HVファクトリー https://hvfactory.com/

雨にも強くて大荷物も積載OK!ルーフ付きのトリシティ155カスタム

ヤマハ トリシティ155 シューティングブレーク……価格は要問い合わせ

ワイパー付きの大型スクリーンと大型ルーフ(屋根)を採用。重量は純正比でプラス13~14kg程度に抑制。
完全防水仕様のFRP製大型リヤボックスを装備。
ルーフは高めに設定され、頭上の開放感を確保。二人乗り走行も可能。

大型のスクリーンやルーフを導入し、高い防風性や防雨性を確保。
 「ヤマハTRICITY(トリシティ)」専用のカスタムパーツブランド『コンフォーティ』を立ち上げたのは、ヤマハ専門の正規ディーラー「YSP横浜戸塚」、三輪スクーター・ホンダ・ジャイロのカスタムで有名な「HVファクトリー」、2輪&4輪用カスタムパーツを製作する「DUCA craftwork(デュカ・クラフトワーク)」の3社。

 コンフォーティがプロデュースした写真の「ヤマハ トリシティ155 シューティングブレーク」は、ルーフ(屋根)と大型リヤボックスが一体となった、利便性とスタイルの良さを両立させたコンプリートマシン。自動車のクーペとステーションワゴンを融合したような、自然でオシャレな外観が特徴。レジャーからビジネスまで、幅広くこなせる1台に仕上がっている。

 トリシティ155 をベースにした、トリシティ155 シューティングブレークの特徴は、

・雨や風から身体を守ってくれる、ワイパー付きの大型スクリーンと大型ルーフ(屋根)
・タンデムツーリングでのキャンプ等でも、十分な荷物が積載できる高い収納力

 フルフェイスヘルメットが1個スッポリ入る、ノーマルのシート下収納スペースに加え、完全防水仕様のFRP製大型リヤボックスを装備したトリシティ155 シューティングブレークは、テントや調理器具等、かさばるキャンプ用品も余裕で収納OKだ。

 トリシティ155 シューティングブレークは、ルーフや大型リヤボックスの取り付けに技術を要するため(=安全確保のため)、『コンフォーティ』によるコンプリート販売のみとなる。

 写真のデモ車は、コンプリートイメージとしてカスタマイズされたもの。ベース車両の状態、取り付けるパーツ、オールペイント内容によってコンプリート価格は異なる。詳しくは下記に要問い合わせ。

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 ヤマハ トリシティ155は、前2輪・後1輪の独特な形状。サスペンションと車体を傾けるリンク機構を独立し、リーン(傾斜)して旋回することができるリーニング・マルチ・ホイール(LMW)を採用しているため、普通のスクーターのように扱うことができるのがポイントだ。

 トリシティ155 をベースにした、ルーフ(屋根)付きのトリシティ155 シューティングブレークにまたがってみると、ヘルメットを被っていても窮屈さは感じない。シューティングブレーク(デモ車)の重量は、純正比でプラス13~14kgくらい。ノーマルに比べて重量が増え、加えて重心が高いため、押し歩きなどの取り回しはやや重さを感じる。しかしこれも慣れてしまえば、苦にならないと感じる。

 走行中は、ワイド化された大型のスクリーン、またレッグシールドが、防風性を大幅にアップ。試乗時は寒さの残る3月末の夕方だったが、スクリーンも極めてクリアで、身体全体の保温性も抜群。試乗時は時折、雨もパラついていたが、ワイパーの動きもスムーズで、スクリーンの視界も良好。季節や天候を問わずに活躍してくれる、便利で快適な要素がふんだんに詰まっているイメージだ。

 荷物もたくさん積め、タンデム走行も可能。妻子持ちの筆者としては、大型リヤボックスにキャンプ用品を積み込み、ほんの一時家族を離れ、休日にのんびりとソロキャンプを楽しんでみたい。維持費の安い軽二輪のトリシティ155 シューティングブレークならば、奥様の理解が得られるかも? そう思わせる1台だった。

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ヤマハ トリシティ155 シューティングブレーク 細部をチェック

ルーフレールは装飾品だが、タープをかけることも可能(ただし風の強い日の使用は不可)。
後部(収納ボックスの上部)にはライディングジャケット等を手軽に収納できるスペースを確保。
テントや調理器具等、かさばるキャンプ用品も余裕で収納できる大型のリヤボックス。
ノーマルのシート下収納スペースは、フルフェイスヘルメットが1個スッポリ入る大容量。
足元の雨風を防ぎ、快適性を高めてくれるFRP製レッグシールド(写真はペイント済み)。
写真のデモ車はスパルタンなDEVILマフラーを装備。
フロントスクリーンのワイパーは、右グリップ側に装備されたON/OFFスイッチで簡単に操作OK。
フロントワイパーの動作時間が調整できるコントローラーも導入済み。

「ヤマハTRICITY(トリシティ)」専用のカスタムパーツブランド『コンフォーティ』の問い合わせ先

・YSP横浜戸塚
http://ysp-yokohamatotsuka.com

・HVファクトリー
http://hvfactory.com

・DUCA craftwork(デュカ・クラフトワーク)
http://ducacraft.com/

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