新色のマットディープレッドメタリック3
YZF-R3/R25のデザイン画からもわかる通り、イメージリーダーはMotoGPマシンのYZR-M1である。レースイメージのスポーティさをストリートに融合させている。
ディープパーブリッシュブルーメタリックC(新色)
マットブラック2(新色)
ワイズギアKYBスペシャルサスペンション リア(75,600円)
このクラスとしては立派なフォルムだが、乗車姿勢はスマートに決まる。シート高は780mm。ご覧の通り両足はべったりと地面を捉えられる。車体を支える上で不安感は無い。
“クロスレイヤード・ウイング ”と呼ばれる立体的構造で空力特性を徹底追及、空気抵抗の低減とエンジン冷却の効率化を両立している。精悍な目つきのデュアルヘッドライトはLED式だ。
インナーチューブ径φ37mmの倒立式フロントフォークを装備。フローティングマウントされたシングルディスクブレーキには、デュアルピストンのピンスライド式油圧キャリパーを組み合わせる。
空力の追及でミニウィングも装備。フルカウルに覆われていて心臓部は見えないが、φ35mm鋼管製ダイヤモンドフレームに搭載されたエンジンはR25よりもさらにショートストロークタイプの320cc。その出力特性は絶妙。
三角断面の右出しショートアップマフラーは深いバンク角の確保にも貢献。リヤのディスクブレーキ・キャリパーは油圧シングルピストンのピンスライド式だ。
左右非対称ロングアームを採用したリヤサスペンションはリンク機構を持たないシンプルなモノクロス式。
前モデルとの比較でタンクトップ位置は20mm低い。ハンドル位置も22mm低くなりトップブリッジの下でクリップオン、よりスポーティな走りにも対応している。
ハンドル左側スイッチはオーソドックスなレイアウトだが、ホーンボタンはやや右寄りにセットされている。下がプッシュキャンセルのウインカースイッチ。その上がヘッドランプの上下光軸を切り替えるディマースイッチ。前方に見えるのが人差し指で操作するパッシングスイッチだ。
ハンドル右側スイッチは、赤い縦スライドと黒い横スライド式スイッチが二つ。赤がエンジンキルスイッチ&始動用セルモーターのスイッチ。下の黒いスイッチはハザードランプ用だ。
一新されたメーターはフル液晶ディスプレイを採用。デジタル表示ながらなかなか見やすくデザインされている。ちなみにレッドゾーンは12500rpmからだ。
レーサーレプリカ系デザインを彷彿とさせる段付きセパレート式ダブルシート。体重移動もしやすいし、クッション厚も不足は無い。
キーロック解除による取り外しはリヤシートのみ。ETC機器を収納できるスペースは十分。車載工具はシート裏にゴムバンド固定されている。
尻上がりで端正なフィニッシュを披露するバックビュー。テールエンドのシートカウルにビルトインされたテール&ストップランプはLED式。クリアレンズのウインカーは普通のオレンジバルブ(電球)だ。
寸法や重さはR25と共通。このクラスとしてはなかなかボリューム感のある立派なフォルムだ。
新色のマットディープレッドメタリック3
YZF-R3/R25のデザイン画からもわかる通り、イメージリーダーはMotoGPマシンのYZR-M1である。レースイメージのスポーティさをストリートに融合させている。