近年の一般的なDOHCの例。ダイムラーの4気筒。カムシャフトとの当たり面にローラーを備えたロッカーアームを備え、バルブを駆動させるアプローチだ。ロッカーアームの支点側には、油圧式のラッシュアジャスターを装備する。(FIGURE:DAIMLER)
V12のバルブトレイン。DOHCとなると48本のバルブを駆動させることに。(FIGURE:AUDI)
サイドバルブ式エンジンの構造。吸排気バルブは傘部を上にして長いステムを直接駆動する。(FIGURE:Wikipedia)
OHV式エンジンの構造。バルブの傘部は下になり、ステムを押すのはロッカーアームが担う。ロッカーアームを動かすのはプッシュロッド。(FIGURE:BMW)
シボレー・コルベットのV8は現在もOHVを頑なに守り続ける。高回転を追求するのではなく大排気量大トルクで走るのならば、OHCに比べて簡素なヘッドのOHVの重心の低さと整備性の高さはむしろメリットとなるわけだ。(FIGURE:GM)
旧式のOHCの例、VWのシリンダーヘッド。吸排気バルブが一列に並ぶ。バルブ駆動はステムをカムロブが直接押下する直打式。(PHOTO:VOLKSWAGEN)
吸排気ポートもシリンダーヘッドの片側に集合する。つまり、ガスは燃焼室内でUターンすることとなる構造だ(ターンフロー)。(PHOTO:VOLKSWAGEN)
OHCの最新事例・VWの1.2TSI(4気筒)。フォルクスワーゲンは、「過給ありき」のこのエンジンについて、2バルブOHCをあえて選択した。ねらいのひとつは軽量化で、前軸重量を大きく低減することに成功している。
近年の一般的なDOHCの例。ダイムラーの4気筒。カムシャフトとの当たり面にローラーを備えたロッカーアームを備え、バルブを駆動させるアプローチだ。ロッカーアームの支点側には、油圧式のラッシュアジャスターを装備する。(FIGURE:DAIMLER)
V12のバルブトレイン。DOHCとなると48本のバルブを駆動させることに。(FIGURE:AUDI)
サイドバルブ式エンジンの構造。吸排気バルブは傘部を上にして長いステムを直接駆動する。(FIGURE:Wikipedia)