乾いた排気音は懐かしのホンダサウンドだった。
マットアーマードシルバーメタリック
グラファイトブラック
当然ながら足つき性はレブル250と共通。車重が重い分、車体の引き起こしや取り回す手応えにズッシリ感が増している。ツインエンジンはボリュームがあり、右足の踝にクラッチケースカバーが当たる。
幅230mmのワイドスパーンなフロントフォーク・レイアウトを採用。φ41mmサイズの骨太なデザインが印象深い。灯火類は全てLED化されている。
ボトムケースがブラックアウトされたフロントフォークはSHOWA製。リジッドマウントされたディスクプレートはキャストホイールのスポーク部と共通デザインが採用されている。油圧ブレーキキャリパーはNISSIN製2ピストンのピンスライド式を装備。
右サイドカムチェーン方式の水冷DOHCツインエンジンを搭載。排気量は471ccで、250と比較すると、より低い回転数でほぼ倍の高トルクを発揮している。
外観は250と同じに作られた2室構造のφ120mmブラックマフラー。2本のエキゾーストパイプが集合するエンジン下にキャタライザーを装備。テールエンドの排気口も250より大きい。
窒素ガス封入式、プリロード調節のあるシンプルなショックユニット。見た目は250とそっくりだが、500専用にチューニングされている。
ナンバーの緑枠や排気口の大きさで区別できるが、ホイールやタイヤ、そしてブレーキは250と共通である。油圧キャリパーはNISSIN製1ピストンのピンスライド式。
カラーリングの違い意外で、250と500を見分けるのは難しい。ブラックアウトされたパイプバータイプのアップハンドルやメーターも同じに見える。
操作系は全く共通。ハンドル左側スイッチは、使用頻度を優先する考えか、下がウインカースイッチで、ホーンボタンは中央にレイアウト。上のディマースイッチは下側を押すとパッシングスイッチになる。
アクセル側にあるハンドル右側スイッチは、上から順にエンジンキルスイッチ、ハザードランプスイッチ、そしてエンジン始動用セルスタータースイッチだ。
シンプルなφ100mmのシングルメーターがハンドルセンターにマウントされている。必要な情報がネガティブタイプの液晶ディスプレイでデジタル表示される。
イグニッションキーの位置はココ。ライダーはバイクの左側から乗り降りするのが普通なので、アクセスはしやすく扱いやすい。
セパレートタイプのダブルシートは前後共に固定式。後席はリヤフェンダーマウントだが、アルミフレームとスチールプレスフェンダーにより、しっかり感のある座り心地だ。
フルLED化に合わせてリフレッシュされたテールビュー。そのデザインは250と共通である。
くびれたフレームデザインは共通だが、エンジンの右側への張り出しが大きく、500ならではのボリューム感がある。
基本的に搭載エンジンが別物になっているだけなので、250と比較しても図面内で数値が異なっているのは最低地上高のみ。
乾いた排気音は懐かしのホンダサウンドだった。
マットアーマードシルバーメタリック