グラファイトブラック
パールディープマッドグレー
いわゆるスクーターではない、バイクの造りである事がよくわかる。
新設計されたスチール製ダイヤモンドフレーム。単体で1kgの軽量化も果たしている。スイングアームは一体型アルミHPDC(高圧鋳造)式が継承されている。
ロングノズルタイプのインジェクターを新採用。よりレベルの高い燃焼の安定化が追求されている。
スケール(目盛り)が記されていないが、主に高回転域がパワーアップされた様子は伝わってくる。
GRAVELが追加された4種のライディングモードが選べる他に、自分で好みの設定ができるUSERモードもある。
フロントカウルデザインも一新されている。LED式ヘッドライトにはデイタイムランニングライトが採用された。
フロントにはリンク式のウィンドスクリーンが装備されている。
スクリーンの高さは手動で5段階調節できる。
17インチサイズのスポークホイールを採用。フロントフォークやブレーキも基本的に変更は無い。
吸排気系のみならず、エンジンには大きく手が入れられ、単体で1.4kgの軽量化も実現。ミッション(DCT)も一部レシオ変更されている。
排気系も一新されて排気ガスの浄化性能とパワーアップに貢献。
駆動はバイクと同じチェーンドライブ。減速比に変更は無い。
ナックルガードの標準装備も同様。ハンドル右側にパーキングブレーキレバーがある。ステアリング切れ角は39度を確保。
下がシフトダウン、人差し指で扱うのがシフトアップボタン、いずれもマニュアル操作用。ホーンの上がMODEスイッチ。右にファンクション及びセレクトスイッチが配置されている。
上の赤いのがエンジンキル及び始動用スタータースイッチ。下はDCT用でNとDモードの切換え。グレーのスイッチはオートとマニュアルモードを切り換える。
高い位置にセットされたフルカラー5インチTFTメーター。
数多くの情報提供がなされる他、表示パターンも4タイプから選択できる。
スマホとの連携を図れるHSVCSシステムの概念図。
スマートキー方式。大きなプッシュボタン操作でイグニッションON/OFFでき、ステアリングロックも連動する。
前ヒンジで後方が持ち上がる長いダブルシートを採用。先端部分形状のスリム化で足つき性も改善。
ラゲッジスペースは1L増加して22L容量が確保された。庫内にはUSB Type-Cの電源ソケットが標準装備されている。
少し細身にデザイン変更されたテールまわり。
グラファイトブラック