エンジン 可燃混合気 combustible mixture

• 2019/05/05

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ガソリンエンジンなどの火花点火機関では、あらかじめ空気と燃料が十分に混合された予混合気に電気火花を放電することによって燃焼が開始し、放電により電極付近に高温で化学的活性が高い火炎核が形成される。火炎核がある程度の大きき(容積)に発達すると、火炎帯に隣接する未燃焼混合気に熱エネルギーを供給し、燃焼反応を起こさせる。この反応が連続することにより、燃焼波として周囲に伝播していく。混合気が安定に火炎伝播して燃焼するには、適当な混合気濃度が必要で、燃料過濃側には上限界、燃料希薄側には下限界が存在する。これらを可燃限界と呼び、混合比が可燃限界内にある混合気を可燃混合気という。

-大車林