モトグッツィといえば縦置き空冷Vツイン! 都会が似合う新型V7III Stone Night Pack登場
- 2019/08/11
-
MotorFan編集部
ピアッジオグループジャパン株式会社は、モト・グッツィの人気モデルモト・グッツィ V7III Stoneをよりスタイリッシュに仕立てた、V7III Stone Night Pack(ブイセブンスリー・ストーン・ナイトパック):メーカー希望小売価格 1,242,000円消費税 8%込)を2019年8月9日より全国のモト・グッツィ正規販売店にて受注を開始し、9月中旬より出荷を開始する。
MOTO GUZZI V7 III Stone Night Pack……1,242,000円(消費税8%込)
◆メーカー希望小売価格
1,242,000 円(消費税8%込) (消費税抜価格1,150,000円+消費税92,000円)
◆カラー : ルビードブラック、レビガトブロンズ、プンゲンテブルー
◆発売日 : 2019年8月9日
V7 III Stone Night Packは、ヘッドライト、ウィンカー、およびテールライトに視認性の高い高輝度LEDを採用し、安全性とデザイン性が高められた。ヘッドライトとインストルメントパネルを低く配置し、ブレーキランプブラケットと一体化した新しいリアフェンダーと、新デザインのナンバープレートホルダーによって美しく統一。専用シートはヒートシーム加工によって成形された美しい外観に、刺繍による MOTO GUZZI ロゴが施される。
■V7シリーズ概要
V7はモト・グッツィのラインアップの中でも最も基幹となるモデルだ。1967年にイタリアで最初に発売されて以来、V7はラインアップの中核となり、イタリアンモーターサイクルの代表格へと成長。傑出した性能とデザインで、幅広いユーザー層から高い人気を集めている。モト・グッツィはそれから50年の節目となる昨年2017年に第三世代となるV7IIIを導入した。V7は2009年以来、モト・グッツィの最量販であり、モト・グッツィへのエントリーモデルの役割を担い、男女を問わず若い世代にも所有することを誇りに思わせる、マンデッロ・デル・ラリオで生産される、モーターサイクルを象徴する1台だ。
初代V7に対してV7IIがそうであったように、V7IIIの改良にはローマ字がひとつ増えることに相応しい価値を十分に考慮している。
新しいエンジンを採用したV7IIIシリーズは、最高出力が10%向上となる52HP/6,200rpmまで引き上げた一方で、サイズと重量が抑えることで乗りやすいエントリーモデルとしての立ち位置も健在。最大トルクは60Nm/4,900rpmを発揮し、モト・グッツィのエンジンらしいキャラクターと俊敏なレスポンスに扱いやすさを融合させた、極めてフラットなトルクカーブを持つ。
スチール製フレームは、フロント部分が改良・強化され、コーナーにおけるダイナミックな走りとより良いハンドリング、安定性を発揮する新しいステアリングジオメトリーを実現。
またV7IIIには、ABSシステムと、無効にもできる新しい調整式MGCT(モト・グッツィ・トラクション・コントロール)システムを装備。前者は急ブレーキング時にホイールロックを防ぐ 2 チャンネルのContinental製システムで、後者は加速時にリアホイールのスピンを防ぐシステムだ。新しいMGCTシステムは、感度レベルを2段階に調整可能だ。濡れているのようなグリップの低い状況で、出力を控えめかつ理想的に作動する一方で、ドライ路面で安全にスリリングな走りを楽しめるように設定されている。また、MGCTシステムのもうひとつの特徴は、トラクションコントロールシステムが常に正確に作動するよう、タイヤの摩耗や純正とは異なるプロファイルのタイヤの使用による、リアタイヤの外周長の変化を補正する点も挙げられる。
■モト・グッツィ V7IIIStone Night Pack主要諸元
エンジン:4 ストローク 空冷 90°V 型 2 気筒 OHV 2 バルブ
総排気量:744cc
ボア × ストローク:80mm×74mm
最大出力:38kW(52 HP)/6,200rpm
最大トルク:60Nm/4,900rpm
燃料供給方式:マレリ製電子制御燃料噴射システム
始動方式:セルフ式
トランスミッション:6速リターン
クラッチ:乾式単板
フレーム:高張力鋼管モジュラーダブルクレードル
フロントサスペンション:Φ40mm油圧式テレスコピックフォーク 130mmトラベル
リア サスペンション:油圧式ツインショックアブソーバー
スプリングプリロードアジャスタブル93mmトラベル
フロントブレーキ:320 mmステンレスシングルディスク ブレンボ製異径対向 4 ピストンキャリパー
リアブレーキ:260 mmステンレスディスク フローティング 2 ピストンキャリパー
フロントホイール:2.5 x 18 アルミホイール
リアホイール:3.5 x 17 アルミホイール
フロントタイヤ:100/90-18"
リアタイヤ:130/80-17"
全長/全幅/全高:2,185mm/800mm/1,100mm
シート高:770mm
ホイールベース:1,463 mm
燃料タンク容量:21L
車両重量:209kg※走行可能状態(燃料は 90%搭載時)
セーフティシステム:MGCT トラクションコントロール、ABS
製造国:イタリア
|
|
自動車業界の最新情報をお届けします!
Follow @MotorFanwebバイク|令和元年(2019年)のトピックおさらい!
原付免許で乗れるのか……? ハーレーダビッドソンの電動バイク...
- 2019/01/27
- ニューモデル
CBR250RRの贅沢な乗り味はライバル250ccスポーツを圧倒する【...
- 2019/01/23
- ニューモデル
【上下で5800円】“あのワークマン”が本気でバイク用レインウ...
- 2019/03/08
- ニュース・トピック
【トルク3割増】PCXハイブリッドの150cc版に試乗! スタート...
- 2019/08/14
- ニューモデル
出川哲朗「充電させてもらえませんか?」の電動バイクを真面...
- 2019/02/16
- ニューモデル
加速は? 距離は? 電動バイクって実際どうなの? ホンダ PCX...
- 2019/10/11
- ニューモデル
解決します! 交通ルールの素朴なギモン
あおり運転は百害あって一利なし! でも、もしかしたら被害者...
- 2019/09/28
- トピック
【上半身ハダカでバイク運転は許される?】法律上の露出度の...
- 2019/08/12
- ニュース・トピック
【半キャップでのヘルメットで大型バイクは乗ってよい?】現...
- 2019/08/11
- ニュース・トピック
これで完璧!クルマの乗車定員と子供の数え方。【シートベル...
- 2019/08/10
- トピック
自転車用や工事用ヘルメットでバイクを運転!はナニ違反?【...
- 2019/07/18
- ニュース・トピック
50ccで義務の二段階右折。義務のない125ccの原付二種でやった...
- 2019/05/08
- ニュース・トピック
3分でわかる! クルマとバイクのテクノロジー超簡単解説
3分でわかる! スーパーカブのエンジンが壊れない理由……のひ...
- 2019/10/01
- トピック
3分でわかる! マツダのSKYACTIV-X(スカイアクティブ-X)っ...
- 2019/11/18
- トピック
スーパーカブとクロスカブの運転が楽しいのは自動遠心クラッ...
- 2019/08/20
- トピック
ホンダCB1100の並列4気筒にはなぜV8のようなドロドロ感がある...
- 2019/07/09
- コラム・連載記事
ホンダ・シビック タイプRの謎、4気筒なのになぜマフラーが3本?
- 2019/06/20
- ニュース
3分でわかる!アシスト&スリッパークラッチって何? 250ccか...
- 2020/01/25
- トピック