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「カワサキ Ninja ZX-10RR」超ド迫力!2019鈴鹿8耐優勝マシンが目の前に【東京モーターショー2019】

  • 2019/10/27
  • MotorFan編集部 北 秀昭
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「Kawasaki Racing Team」26年振りに鈴鹿8時間耐久レースで悲願の王座奪還した「カワサキ Ninja ZX-10RR」。

7月25日から28日にかけて、三重県の鈴鹿サーキットで開催された「鈴鹿8時間耐久ロードレース 第42回大会(以下、鈴鹿8耐)」において、見事に優勝した「Kawasaki Racing Team(KRT)」のNinja ZX-10RRが、カワサキブースに展示。メカニカルでスパルタンで美しいフォルムに圧倒されました!
PHOTO/REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki)

残り2分で波乱が生まれた2019年の8耐。カワサキが26年振りに優勝!

表彰式の模様。ライダーはジョナサン・レイ、レオン・ハスラム、トプラック・ラズガットリオグルの3選手。
「Kawasaki Racing Team(KRT)」は2001年の第24回大会以来、18年ぶりにファクトリーチームで鈴鹿8耐に参戦。ライダーにはスーパーバイク世界選手権で活躍する3選手を迎え、「Ninja ZX-10RR」とともに、カワサキが持つ最高のスタッフ、サポートチーム、メカニックを揃えて出場。

 決勝レースでは、セカンドポジションからスタートしたKRTが、4時間経過時点でトップに浮上。その後、ヤマハとホンダのファクトリーチームと熾烈な争いを展開。残り2分を切ったところで、トップを走っていたがKRTのジョナサン・レイ選手が、前車のマシントラブルによって撒かれたコース上のオイルに乗って転倒し、赤旗中断のままレース終了となった。その結果、赤旗中断前の順位が最終結果となり、KRTは1993年以来、26年ぶりに、悲願であった2度目の8耐優勝を獲得した。

 その優勝マシン「Ninja ZX-10RR」が、カワサキブースに展示。オーバー230馬力(推定)のモンスターパワーを発揮する、水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブ998ccエンジン、シャープなイメージのカーボン製カウル、ストリートにも似合いそうなダウンタイプのチタンマフラーなど、カワサキのレーシングテクノロジーを凝縮したド迫力のそのフォルムは、まさに圧巻。目の前でじっくりと堪能できた筆者の感想は、「素晴らしすぎる……感激」の一言でした!

ニッポンの真夏の風物詩、「鈴鹿8時間耐久ロードレース」、通称“8耐(はちたい)”とは?

2019年の8耐を激走する「カワサキ Ninja ZX-10RR」。
 1978年から三重県鈴鹿市にある国際レース場「鈴鹿サーキット」で開催されているオートバイ耐久レース。1980年からは、世界耐久選手権の1戦に組み込まれた。

 1台のマシンを2~3人で交代しながら走り、8時間でのサーキット周回数を競う。毎年7月下旬に開催され、猛暑の中、激しい戦いが繰り広げられる日本有数のレースイベントとしても有名だ。

 耐久性・安定性のみならず、スプリントレース同様のスピードが求められるため、“スプリント耐久”という別称を持っている。

3選手がレースで着用した革ツナギも展示。
8耐の優勝カップ。
レース終了後、優勝を喜び合うライダーやチームスタッフ。
優勝したジョナサン・レイ、レオン・ハスラム、トプラック・ラズガットリオグルの3ライダー。

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