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KTM790DUKE試乗レポ|790ccと言えども、油断ならぬ。その太いトルクと鋭いレスポンスが素直に嬉しい。

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KTM 790DUKE……1,190,700 円

元気いっぱいな790ツインエンジン

ワインディングやサーキットで本領発揮

足つきチェック

ディテール解説

主要諸元

ディテール解説

300mmのディスクとラジアルマウントされた4ピストンキャリパーの効きはダイレクトでタッチも鋭い。スポーティな走りをした時にも扱いやすい。
フロントフォークはWPの43APX。倒立で強い減速をした時もしなやかに受け止める。そこからの戻りもダンピングが適度に聞いているためブレーキングからのターンインでも安定感がある。
パラレルツインの為、エキゾーストパイプは2並んだ状態で取り回され、その後、集合してエンジンの左下を通り、サイレンサーへとつながる。
799ccのパラレルツインエンジンは中速域のレスポンスに優れる。レインモード以外では非常に鋭く、スロットルを開けた瞬間、弾けるように回転が上がる。
ステンレスのサイレンサー。音量は抑えられているが、レスポンスが鋭いこともあって、かなり元気良く感じる。
リアブレーキはスライドピンタイプの片押し1ポットに240mmディスクローターの組み合わせ。コーナーリング中の速度調整でも扱いやすい。
スポーツライディング時のポジションを考え、内側に追い込まれたヒールプレート。シフターは非常に完成度が高く、回転に関係なくいつもスムーズな変速が可能。
テールライト、ウインカーはホワイトレンズを使用。デザインもシャープでマシンのスタイルとマッチしている。
デュークシリーズ特有のヘッドライト。個性的なデザインで存在感をアピール。する。
ハンドルは低め。ライダーはフロントへの荷重やハンドルへの力の入れ方を考えたライディングが必要になる。楽をして乗るためのパイプハンドルではない。
左のスイッチボックスにはウインカー、ホーン、ライトのディマーに加え、パワーモードやメーターの操作を行うボタンを配置。分かりやすい作りなので、初めてでも操作で間違えることは少ない。
右のスイッチボックスはキルスイッチとセルスターターボタンを装備。シンプルな作りになっている。
スポーツライディングを考え、硬めになっているシート。路面からのインフォメーションが分かりやすい。ダンデムシートは小さめ、タンデムライダーの座り心地はあまり良くない。
タンデムシートを外すとバッテリー、ヒューズボックスが顔を出す。荷物などの収納スペースはない。

主要諸元

排気量:799 cm³
最高出力:77 kW
最大トルク:87 Nm
エンジン:2シリンダー、4ストローク、並列二気筒
ボア:88 mm
ストローク:65.7 mm
スターター:セルスターター
潤滑方式:2ポンプ式オイル圧送潤滑
トランスミッション:6速
冷却システム:水冷
クラッチ:PASC™ アンチホッピングクラッチ、機械操作式
EMS:Bosch製 EMS ライドバイワイヤー
CO2 EMISSIONS:103 g/km
消費燃料:4.4 L/100 km

フレームタイプ:クロムモリブデン鋼製フレーム(パウダーコーティング)
フロントサスペンション:WP APEX 43
リアサスペンション:WP APEX Monoshock
サスペンションストローク (フロント):140 mm
サスペンションストローク (リア):150 mm
フロントブレーキ:2x ラジアルマウント4ピストンキャリパー
リアブレーキ:2ピストンキャリパー、ブレーキディスク
フロントブレーキディスク径:300 mm
リアブレーキディスク径:240 mm
ABS:BOSCH製デュアル・チャンネル 9.1 MP ABS(作動解除可能の、コーナリング ABSとSupermotoモード搭載)
チェーン:520 X-Ring
キャスター角:66 °
最低地上高:186 mm
シート高:825 mm
燃料タンク容量 (約):14L
乾燥重量:169 kg

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