ヘルメットに繊細な美を。SHOEIフルフェイスの最高峰、「X-Fourteen」の新柄、「X-Fourteen KUJAKU（クジャク）」登場

• 2021/03/29

• MotorFan編集部

  

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SHOEIは、フルフェイスヘルメット「X-Fourteen」に新柄「X-Fourteen KUJAKU（クジャク）」を追加し、2021年6月に発売する。価格は7万3000円（税別）。

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X-Fourteen KUJAKU（クジャク）」……7万3000円（税別）

MotoGPに代表される最高峰のロードレースで鍛え上げられてきた、SHOEIのレーシングフルフェイス「X-シリーズ」。高い安全性と共に、トップカテゴリーのレースサポートから得られた最先端のノウハウを余すところなく投入するモデルだ。

そんなXシリーズのフラッグシップである「X-Fourteen」に、新たなグラフィックモデル「X-Fourteen KUJAKU（クジャク）」が追加された。繊細な蒔絵※のような艶やかなデザインながら、どこかアメリカ西海岸のローライダー文化も匂わせる、エキセントリックな美しさにあふれるグラフィックだ。また、美しさにおいては右に出るもののいない孔雀のモチーフ採用により、SHOEIフラッグシップモデルにふさわしい品格も醸し出している。

バイクを自分を表現するアイテムとして考え、こだわった車種に乗るライダーのほか、売れ筋のメジャーな車種に乗りつつアイテム一点勝負キメたいライダーなどにおすすめだ。

※蒔絵：漆工芸の代表的な加飾技法。漆で絵や文様を描き、漆が固まらないうちに金・銀などの金属粉を蒔いて表面に付着させ装飾する方法

MotoGP直系のレーシングモデル…X-Fourteen

「X-Fourteen」は、モータースポーツユースを主眼において開発された、SHOEIのフルフェイスヘルメットの最高峰に位置づけられるモデル。サーキットユースに重点を置き開発した同ヘルメットは、ライダーが強く前傾したライディングポジションをベースに設定。このポジションでヘルメット前頭部から後頭部、そしてレーシングスーツ背面へと流れる走行風を風洞実験で解析した上で、シェルデザインを設計している。

また、コンディションに応じ交換可能なリアフラップを装備した、リアスタビライザーとロアエアスポイラーは、空力特性を高めるために最適化。これによって、従来比リフト－3％、ドラッグ－10％、ヨーイング－50％という数値を達成したという（SHOEI社内参考値。風洞実験による比較）。開発にはマルク・マルケス選手も参加しており、まさにMotoGP直系のレースモデルといえる。加えて、最適な空力性能は速さに貢献するだけでなく、ライダーの疲労軽減にも効果があるとしている。

＜主な特徴＞
・強靱なガラス繊維と3次元形状とした有機繊維の複合積層構造を基に、高い弾性性能を持つ高性能有機繊維素材をプラス。軽量でありながらも剛性弾性に優れる高性能なシェル構造
・SNELL規格をクリアする安全性を確保。MFJ公認モデル
・ライダーの前傾ポジションを想定した帽体デザイン
・空力を考慮したシェル表面のエッジ＆シェイプ
・空力性能を高めるリアフラップ（好みやコースに合わせてサイズ変更可）
・部位に応じて微妙な曲率や厚みを最適化することで徹底的に光学特性を高めたポリカーボネイト製「CWR-Fシールド」の採用
・ライディングポジションに合わせて被り角を二段階に調整可能
・あらゆるライダーにフィットする分割式の内装
・走行風を積極的に内部に導き熱や湿気を効率よく排出、風が実感できるベンチレーション

SHOEI・X-Fourteen KUJAKU（クジャク）の概要　

■発売時期：2021年6月
■価格：7万3000円（税別）
■カラー：TC-5（マットブラック/マットグレー）、TC-10（ホワイト/ブラック）
■サイズ：XS（53～54cm）、S（55～56 cm）、M（57～58 cm）、L（59～60 cm）、XL（61～62 cm）、XXL（63～64cm）
■規格：JIS規格、SNELL規格、MFJ公認
■構造：AIM＋（Advanced Integrated Matrix Plus Multi-Fiber）
■シールド：CWR-F PINLOCK® シールド
■付属品：専用布袋、ブレスガード、チンカーテン、シリコンオイル、CWR-F PINLOCK® EVO lens、ロアエアスポイラー、シールド用ステッカー