脱ぎ被りしやすいタイプのフルフェイス、。アライ「ASTRO-GX（アストロGX）」に新柄「FACE（フェイス）」登場

2021/06/22
MotorFan編集部

アライヘルメットは、フルフェイスヘルメット「ASTRO-GX（アストロGX）」に新柄「FACE（フェイス）」を追加した。価格は価格は66,000円（消費税込み）。

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アライヘルメット・「ASTRO-GX　FACE（アストロGX・フェイス）」……価格　66,000円（消費税込み）

2021年のニューモデルとして登場したフルフェイスモデル「ASTRO-GX」。アライヘルメットが誇る安全性と、ツーリングシーンでの使い勝手、快適性を両立したフルフェイスヘルメットだ。同社トップエンドモデルに対しかぶり口の開口部を拡大し、脱ぎかぶりの多いロングツーリングでの利便性を向上。さらにツーリングスピードでの導風性を重視したエアインレットやスポイラーを装備し、常用域の快適性を確保している。

今回追加されたカラーは、街乗りからツーリング・サーキットのフリー走行まで、様々なシーンに似合うオールラウンダーの顔（FACE）を表現したグラフィックを採用。独創的なラインで構成されながらも、どこか大人の雰囲気を醸し出す落ち着いたカラーリングとなっている。

走りを選ばないオールラウンダー

安全性能を極めつつ、ツーリングを快適にする最新機能を搭載したフルフェイスモデルがアストロGXだ。アライのフィロソフィーであるプロテクション性能の固守しつつ、ジェットヘルメットのように気軽に脱ぎかぶりができるように帽体設計を一新。「間口が狭くて着脱しにくい」という声に応え、従来モデルよりも、口元あたりをメインに前方5mm、左右それぞれ5mmずつ広げる設計とし、脱ぎ被りがよりスムーズになった。間口は拡張しつつも、アライならではの優れたフィット感はキープ。ツーリングなどでの頻繁な脱ぎ被りを気にすることなく、そして長時間でも疲れにくいモデルとなっている。

帽体はアライ独自の滑らかなフォルムが特徴。より衝撃をかわす性能を高めるため、実績あるスネル規格のテストラインを目安にシールド取付け部分を24mm下げて、ヘルメット側頭部をより滑らかなフォルムとしている。帽体本体は強靭な「PB-cLc2」を採用する。通常のグラスファイバーよりも繊維密度が高く、さらに引張り強度、圧縮強度ともに40％も高い特殊なグラスファイバーを使用。強靭で粘りのある特性を実現している。

帽体裾部に回り込むハイパーリブは、自動車のバンパーのような緩衝装置の役割を果たし、側面からの耐圧性能を向上させ、帽体の強度を向上。ツーリングマストなインカムをマウントしやすいように、サイド部分にはフラットな面も備えている。

アライ初の前頭部ベンチレーションシステムは、Araiロゴ下部に通気口があるデザイン。ツーリングポジションでも走行風を効率よく取り入れることが可能となっている。頭頂部のGフローダクト、マウスシャッターと併せ、全速度域で効率の良いベンチレーション効果を発揮する。また、帽体側が口元部分を広くとってあり、息こもりもしにくい構造なのも嬉しい。

スポイラーはRX-7Xレーシングスポイラーをベースに、ツーリングでの使用を想定し、形状を調整した新デザインを採用。高速域での頭部安定とエアロダイナミクスの向上が図られ、頭部後方の乱気流を抑えると同時に、長時間における疲労軽減に貢献している。さらに、頭部の熱気を負圧で引き出すエアーアウトダクトも兼用する。

内装は素肌と同じ弱酸性に保ち、抗菌・消臭・防汚性能のある機能性繊維の内装「エコピュアー」を採用。調節機能を持たせ、内装フレームを一新したシステム内装によるフィット感の向上も見逃せない。

＜主な特徴＞
・スネル、JIS規格をクリアした強靭な素材「PB-cLc2」を採用した帽体
・衝撃をかわしやすい滑らかなフォルム
・安全性を高めながら機能性も損なわずにシールドの取り付け位置を下げた新シールドシステム「VAS」
・剛性を高め、風の流れもスムーズにする帽体裾部「ハイパーリブ」
・常用域での効果を高めた新形状の「GTスポイラー」
・アライ初の前頭部ベンチレーションシステム
・耳上部の冷却効果を向上する「インナーサイドダクト」
・ヘルメット内部の空気の排出効率を下げず小型化したベンチレーション「Gフローダクト」
・口まわりの空気やシールド内面に吹き付ける風をコントロールするマウスシャッター
・顎下からの空気の巻き込みを低減する「ESチンカバー」と「エアロフラップ」
・デフロスト時のエアーが目に当たりにくい「IPディフレクター」
・曇り止めの「ピンロックシート」が装着可能な「マックスビジョンシールド」
・フォーミュラカー用シールドで採用された、強固なロックシステム「VAS-Vロック」
・抗菌・消臭・防汚性能のある新開発フルシステム内装「エコピュアー内装」
・頭周りのより微妙なフィット感の調整が可能な「GX EPシステム内装」「アジャスタブル・システム内装」
・下あごから包み上げるフィット感のFCS構造システムパッド
・システムパッド内にインターコムスピーカが収納できるスペースを確保
・外付けサンバイザー「プロシェード・システム（オプション）」