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スバル スバル レヴォーグ レイバック 新型情報|グレード/性能/新車・中古価格

  • 2024/01/24

スバル レヴォーグ レイバックの新型モデル情報を紹介します。スバル レヴォーグ レイバックの性能・装備や燃費・内装など特徴をまとめて解説。スバル レヴォーグ レイバック新型モデルのグレード一覧や新車・中古価格をチェックして購入の参考にしてください。

スバル レヴォーグ レイバック新型モデルの概要

スバル レヴォーグ レイバックは、その名前のとおり、レヴォーグから誕生したモデル。リフトアップを行ない、200mmのロードクリアランスを確保したSUVだ。

インプレッサとXVの関係式に似るが、レヴォーグ レイバック(以下、レイバック)においても注目したいのは、その独自性。単純に最低地上高をアップしただけでなく、上質なSUVとして完成させている点が魅力だ。

2023年10月に登場したラインアップは、「Limited EX」の1グレードのみのシンプルな構成。搭載エンジンは、1.8LのDOHC直噴ターボユニットで、駆動方式は4WDだ。同時に発表されたレヴォーグの改良モデルと同様、安全面は、ステレオカメラに加えて、広角単眼カメラを採用した新世代アイサイトを搭載する。

デザイン面では、他のスバルSUVとは一線を画す都会的なルックスが特徴。アッシュカラーの内装や、ハーマンカードンサウンドシステムなど、上級なキャラクターに仕立てた。

スバル レヴォーグ レイバックの外観・内装デザイン

これまでのSUBARUになかった新提案のSUVとして登場したスバル レヴォーグ レイバック。既存モデルをベースにしながらも新たな個性を持った外観のディテールや、くつろぎを求めた内装デザインの魅力をまず確認していこう。

外観:ディテール処理で都会的ルックスに

最低地上高をアップしているものの、ボディそのものの基本フォルムは、レヴォーグと共通だ。しかし、細部を作り込むことで、レイバックならではのルックスを実現。ヘキサゴングリルを前面に打ち出すデザインではなく、塊感を大切にしていて、ヘッドランプまでつながる伸びやかなウイングデザインを投入した。

装着したクラッディング(樹脂部)パーツは、その機能とともに、デザイン面でもSUVらしさを実現。その一方で、このクラッディング装着部分は、スバルXVなどに比較すると圧倒的に少ない面積に抑えているのが、注目のポイントだ。これによって、都会的なエクステリアを作り出すことに成功した。

内装:アッシュカラーが新鮮な印象

シート地などにアッシュカラーを取り入れることで、ブラックとのコントラストを際立たせたアレンジに挑戦している点が新しい。また、同時に、カッパー色(銅に似た色)のステッチを取り入れたのも、既存のスバル車にはない華やかなインテリアに仕上がった要因だ。

シートデザインは、着座位置の高いSUVでもスムーズに乗り降りできるよう、座面サイド部の高さを抑えた形状。座面位置が高くなったためレヴォーグと同様のシートでは座面サイド部が乗り降りの邪魔をしてしまうからだ。細かな部分にもパッセンジャーへの配慮を怠らないのは、実に好感の持てるポイントだ。

スバル レヴォーグ レイバックのサイズ・室内スペース

スバル レヴォーグ レイバックは、シティユースの使いやすさや、日常での豊かさを創造する点に重きを置いて開発。それだけに、取り回しを左右するボディのサイズと、室内スペースのクラス感はぜひチェックしておきたい。また、実用性を高める収納についてもここで確認していこう。

ボディサイズ:200mmのロードクリアランスを確保

ボディのスリーサイズは、全長4770㎜×全幅1820㎜×全高1570㎜。ベースのレヴォーグと比較すると、15mm長く、25mmワイドだ。これはデザイン上の違いによるもので、全幅が25mm広い数値になっているのは、樹脂のフェンダーアーチモールが装着されているからだ。実際のタウンユースでもボディの幅による影響はほぼないだろう。最小回転半径は5.4mで、クロストレックと同様の数値に抑えられた。

最低地上高は200mm。レヴォーグに比べて55mmのアップで、クロストレックと同じ最低地上高だ。SUVならではの優れた走破性を備えながらも多様なシーンでの高い操縦性を実現。ちなみに、全高1570㎜で機械式パーキングをクリアしないケースもあるが、クロストレック同様、悪路などの走破性を優先した結果だ。

なお、ホイールベースはレヴォーグやクロストレックと共通の2670mmだ。

室内スペース:レヴォーグ同様の快適空間を実現

室内寸法は、長さ1900mm×幅1515mm×高さ1205mmで、これはレヴォーグと共通のスペックだ。前後席間距離は869mmで、リアシートは、フロントシートバックと膝の間にテニスボール(直径68mm)を入れてもまだ余裕がある空間。前席のカップルディスタンス(運転席と助手席の座席中央間の距離)も730mmを確保している。

インテリアカラーは、アッシュカラーをフロアコンソールリッド、ドアトリムアームレスト、シートサイドに施しながら、シートメイン部分などインテリア基調色はブラック。コントラストのあるツートンカラーコーディネートとなっている。

収納スペース:荷室フロアが地上高690mmで使いやすい

カーゴルームは、492Lの容量を持ち、フロアボード下にサブトランク(69L)も設置。レヴォーグと共通のキャパシティで、その実用性の高さを受け継いでいる。荷室の長さは1070mm、高さは771mm、荷室開口幅(最大幅)は1120mmを確保。荷室フロアの地上高は690mmで、ミドルサイズのSUVとしては低めの設定となっているから、荷物の積み下ろしもイージーだ。

アクセスキーを携帯し、リアの六連星オーナメントに肘など体の一部を近づけるとリアゲートが自動で開くハンズフリーオープンパワーリアゲートを装備。リアシートバックは、4:2:4分割可倒式。中央席だけを独立して倒すことができ、後席に2名乗車していてもスキー板などの長い荷物を積載できるのがありがたい。

アンビエント照明(ホワイト)を前席カップホルダーにも採用するなど、細かな点でも使いやすさを追求しているのが魅力だ。

スバル レヴォーグ レイバックの性能・燃費・装備

SUVならではの優れた走破性と、思いのままに操れるスポーティな性能を両立させたスバル レヴォーグ レイバック。走りの力強さと合わせて気になる燃費や、高度運転支援システムを搭載した安全性能、そして装備・機能についてもここで見ていこう。

走行性能:搭載エンジンは1.8Lターボのみ

2.4Lと1.8Lの2本立てとなるレヴォーグに対して、レイバックは1.8Lユニットのみの設定でデビュー。1795cc水平対向4気筒DOHC直噴ターボエンジンは、最高出力130kW(177ps)/5200〜5600rpm、最大トルク300Nm(30.6kg・m)/1600〜3600rpmを発揮し、このスペックはレヴォーグの1.8Lモデルと同値だ。

一方、タイヤは、225/55R18オールシーズンタイヤを装着。これはクロストレック(上級グレードのLimited)と同様だ。また、ステアリングは、パワーステにレイバック専用チューニングを実施。SUVながらも滑らかで自然な操舵感を実現するとともに、レスポンスのいいスポーティなフィールを目指している。

安全性能:アイサイトXを標準装備

改良を受けたレヴォーグと同様で、ステレオカメラに加えて広角単眼カメラを搭載した新世代アイサイトを搭載。プリクラッシュブレーキで対応できるシチュエーションを拡大している。

高度運転支援システムアイサイトX(エックス)も標準装備し、渋滞時ハンズオフアシストやアクティブレーンチェンジアシストでドライバーをサポートする。デジタルマルチビューモニターにAUTOモードを搭載したのも注目のポイント。4つのカメラから取り込んだ映像を合成して車両周囲360°を映し出す3Dビュー表示や、車速15km/h未満のとき自動でフロントビューとトップビューを表示するAUTOモードは、車高のあるSUVにとって便利な機能だ。

燃費性能:WLTCモード燃費13.6km/L

レイバックの1.8Lターボエンジンは、レヴォーグのほか、フォレスターにも設定しているユニットで、出力やトルクのスペックも同様。少ない燃料で多くのエネルギーを生むリーン燃焼や、リニアトロニック(マニュアルモード付き)などを採用し、燃費性能についてもほぼ同レベルだ。

スペック(カタログ値)を紹介すると、WLTCモード13.6km/L。各モードは市街地モード(WLTC-L)10.0km/L、郊外モード(WLTC-M)14.5km/L、高速道路モード(WLTC-H)15.3km/Lとなっている。

装備・機能:10スピーカーの上級オーディオ

センターインフォメーションディスプレイは縦型11.6インチ。スマートフォンにインストールされているアプリを使用できるApple CarPlayとAndroid Autoに対応する。また、ハーマンカードンの10スピーカーシステムを標準で装備するのもうれしいポイントだ。圧縮音源をオリジナルに近づけて再生する「Crari-Fi」などの最新技術も採用。専用チューニングを施すことで、レイバックにふさわしい上質で臨場感のある音響空間を目指した。

重大な事故や車両故障のとき、24時間365日コールセンターとつながるコネクティッドサービス「SUBARU STARLINK」に対応。また、ドアロック&アンロックや目的地ナビ送信に加え、スマートフォンアプリを用いてのリモート操作で、乗る前からエアコンを作動させることも可能だ。

運転席10ウェイパワーシート、助手席8ウェイパワーシート、本革巻きステアリング&シフトノブのほか、細かいところではアルミパッド付きスポーツペダル(アクセル、ブレーキ、フットレスト)なども装備。シート地は、標準装備がトリコット/ファブリックの仕様で、オプションで本革シートを選択できる。

スバル レヴォーグ レイバックおすすめポイント要約

レヴォーグ レイバックは、スタイリッシュなイメージを残しながらSUVキャラに仕立てたエクステリアや、アッシュカラーも取り入れたインテリア、ハーマンカードンのオーディオシステムなど上質な時間を過ごせる個性が魅力のニューカマーだ。ちなみに、LAYBACK(レイバック)のネーミングは、「くつろいだ」「ゆったりとした」を意味する「laid back」に由来。豊かさやくつろげる空間を提供する価値を表現している。

実際、スマートに乗りこなすシーンが似合いそうで、大人のためのSUVといった印象。ワゴンベースのSUVなだけに実用性はとても高い仕上がりで、スバルならではの走りの完成度の高さも魅力だ。

アウトバック、フォレスターの骨太さや、スバルXVの軽快さなどとは違った都会派キャラのSUVを求めるなら、ぜひ検討したいモデルと言えそうだ。

スバルレヴォーグ レイバック 2023年10月発売モデル

リミテッドEX

価格 399万円
排気量 1800cc
駆動方式 フルタイム4WD
最高出力 177 ps(130 kW)/5200〜5600rpm
最大トルク kg・m(30.6 Nm)/1600〜3600rpm
乗員 5名
燃費 -

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