Motor-Fan[モーターファン]|自動車最新ニュース・速報、試乗記など、クルマとカーライフを楽しむサイト

  • モーターファンテック
  • モーターファンバイクス[Bikes]
  1. TOP
  2. 自動車カタログ
  3. スズキ
  4. ワゴンRカスタムZ

スズキ スズキ ワゴンRカスタムZ 新型情報|グレード/性能/新車・中古価格

  • 2025/04/15

スズキ ワゴンRカスタムZの新型モデル情報を紹介します。スズキ ワゴンRカスタムZの性能・装備や燃費・内装など特徴をまとめて解説。スズキ ワゴンRカスタムZ新型モデルのグレード一覧や新車・中古価格をチェックして購入の参考にしてください。

スズキ ワゴンRカスタムZ新型モデルの概要

スズキ ワゴンRカスタムZは、ワゴンRのシリーズに、2022年2月、その名前が登場した。専用のフロントマスクなど他のワゴンR各モデルと一線を画した上質さと洗練さを纏うが、それまで存在していたワゴンRハイブリッドFZ系グレードが前身と言える。

全車マイルドハイブリッドで、グレードは、NA(自然吸気)版が「ハイブリッドZX」、ターボ版が「ハイブリッドZT」。トランスミッションはCVTのみで、それぞれに2WDと4WDを設定する。

では、さっそく、ワゴンRカスタムZの魅力を、デザインや実用性、走行性能などといったポイントごとに、チェックしていこう。

スズキ ワゴンRカスタムZの外観・内装デザイン

精悍なフロントマスクを採用するスズキ ワゴンRカスタムZ。幅広い層のライフスタイルにマッチしそうな上質でクリーンなイメージで仕立てている。まずは、その外観と、内装デザインの注目ポイントにスポットを当てて、ワゴンRカスタムZの個性を見ていこう。

外観:専用デザインのヘッドランプ

薄型ヘッドライトと、一体感を強調したメッキ仕上げのグリルデザインを採用。スズキの「S」マークの下部から左右に伸びるライン状のメッキパーツも組み合わせ、洗練された上級感を演出している。またグリルのロア部分へと開口デザインが連続し、存在感あるインパクトのフロントマスクに仕立てている。

ヘッドライトは全車LED。エアロ形状の前後バンパーや、サイドアンダースポイラー、ルーフエンドスポイラーを標準装備し、ターボのハイブリッドZTにはメッキドアハンドルも装備する。

内装:ブラウンメタリックの加飾

ワゴンR各モデルと同様、センターメーターや、左右に伸びる横長のインパネカラーパネルにより、運転席前の開放的な視界を確保し、広々とした室内空間の演出も行っている。

カラーコディネーションも注目で、インテリアはブラックを基調としながら、インパネカラーパネルやフロントドアアームレストに、専用のブラウンメタリックの加飾を施すなど、質感を高めた内装に仕上げている。

ターボのハイブリッドZTは、メッキのインナードアハンドル、メッキシフトノブボタンなど、ディテールの徹底ぶりも見逃せない。

スズキ ワゴンRカスタムZのサイズ・室内スペース

スズキ ワゴンRカスタムZは、軽自動車のサイズの中で高さに余裕を持たせたハイトワゴンのボディが特徴。そのフォルムがもたらすパッケージングによって、ゆとりのある室内スペースを構築した。また、随所に配置したポケッテリアなど収納も使いやすいものになっている。

ボディサイズ:全高1650㎜のハイトワゴン

ボディサイズは、ワゴンR各モデルと共通する全長3395㎜×全幅1475㎜×全高1650㎜。ハッチバックスタイルのアルトより125mm高いものの、スーパーハイトワゴンのスペーシアと比較すると135mm低い全高だ。

ホイールベースは2460mm。最小回転半径は、NAのハイブリッドZXがFF/4WDともに4.4m、ターボのハイブリッドZTがFF/4WDともに4.6m。車庫入れや狭い路地など多くのシーンで軽自動車ならではの圧倒的な扱いやすさを体感できる。

室内スペース:快適なゆとりと、乗降性も魅力

室内長2450mm×室内幅1355mm×室内高1265mm。室内長のほか後席足元スペースも広めに設定するなど、大人4人でもゆとりを感じる室内空間を実現している。また、前席のヒップポイントを、スムーズに乗り降りできる高さに設定したのも、ワゴンR各モデルと共通する魅力ポイントだ。

フルルフラットや、助手席の前倒し機能、左右独立リアシートスライド&リクライニングなど、これらもワゴンRの優れた使い勝手を継承する。

収納スペース:便利な小物収納を各所に配置

小物入れやシートアレンジなどは、ワゴンR各モデル同様で、使いやすい。フロントシートまわりには、助手席オープントレー、助手席シートアンダーボックス、インパネアッパートレー(運転席)、インパネアンダートレー(運転席)、ショッピングフック(インパネ)などを用意。

インパネドリンクホルダー(運転席、助手席)が活躍するほか、ドアポケット(前後/左右)にペットボトルホルダーを設置する。

また、雨で濡れたままの傘を収納可能なアンブレラホルダーを採用。リアドア両側に設置していて、傘についた水滴が、車外に排出されるという仕組みになっている。

リアシートは、左右独立スライドのほか、ダブルフォールディング機能も持つ。バックドア側からもワンタッチでリアシートを倒すことが可能だ。

スズキ ワゴンRカスタムZの性能・燃費・装備

全車マイルドハイブリッドシステムを搭載し、NA仕様とターボ仕様をラインアップするスズキ ワゴンRカスタムZ。それぞれの走りの性能はぜひチェックしたい部分だ。また、燃費の違いがどの程度あるのかも気になるポイント。安全面など装備・機能についてもここでチェックしていこう。

走行性能:2タイプのマイルドハイブリッド

NAのハイブリッドZXに搭載したエンジンは、デュアルインジェクションシステム、クールドEGR、急速燃焼、高圧縮比化などで熱効率アップを果たしたR06D型(657cc直列3気筒DOHC)で、マイルドハイブリッドシステムを組み合わせる。

最高出力は36kW(49ps)/6500rpm、最大トルクは58Nm/5000rpm。組み合わせるモーターのパワースペックは、1.9kW(2.6ps)/1500rpm、40Nm/100rpmとなっている。

ターボのハイブリッドZTでは、ロングストローク化して低速トルクを持たせ、構造やレイアウトを見直して軽量に仕上げたR06A型にターボを組み合わせ、同様にマイルドハイブリッドシステムも採用。

最高出力は47kW(64ps)/6000rpm、最大トルクは98Nm/3000rpmで、NAより40Nm高い最大トルクを低い回転数で発生する。モーターも2.3kW(3.1ps)/1000rpm、50Nm/100rpmでNA版を上回る。

安全性能:デュアルカメラブレーキサポート標準

夜間の歩行者も検知するデュアルカメラブレーキサポート、後退時ブレーキサポートに加え、誤発進抑制機能(前方、後方)、車線逸脱抑制機能、先行車発進お知らせ機能などを標準装備。全車速追従機能付きのアダプティブクルーズコントロール(ACC)も装備する。

また、前席サイドエアバッグ、カーテンエアバッグも標準で備えている。なお、全方位モニター用カメラや、ヘッドアップディスプレイはセットオプションで設定している。

燃費性能:NAはWLTCモード燃費25.2km/L

NA仕様は、燃焼効率をアップしたR06D型エンジンに、マイルドハイブリッドを組み合わせ、さらに効率を高めたCVTも採用。CVTは高速域での回転数を抑えるなど燃費対策を徹底していて、これにより2WDでWLTCモード燃費25.2km/Lの低燃費を実現した(4WDは24.2km/L)。

また、ターボモデルも22.5km/Lの燃費性能を実現した(4WDは20.9km/L)。

NA仕様の燃費データを、スーパーハイトワゴンのスペーシアカスタムと比較すると、1.3km/Lの好データ(2WD)。ターボ仕様では、0.6km/L上回る燃費データとなっている(2WD)。

装備・機能:ターボ仕様は充実の装備内容

エアロ形状の前後バンパー、サイドアンダースポイラー、ルーフエンドスポイラー、LEDヘッドランプ、LEDフロントフォグランプ、アルミホイールは全車に装備するアイテム。タイヤサイズは、NAのハイブリッドZXが155/65R14、ターボのハイブリッドZTが155/55R15だ。

インテリアは、キーレスプッシュスタートシステム、オートエアコン、リアヒーターダクト、運転席シートヒーター(4WDは助手席にもシートヒーター装備)などを全車に標準装備する。

シルバーステッチを施した本革巻きステアリング、本革巻きシフトノブ、パドルシフトは、ターボのハイブリッドZTに標準で装備した。

なお、NAのハイブリッドZXで「アップグレードパッケージ」をオプションでオーダーすると、15インチアルミ、メッキドアハンドル、メッキインサイドドアハンドル、本革巻きステアリング、本革巻きシフトノブ、フロント2ツイーター&リア2スピーカーなどが備わる。

スズキ ワゴンRカスタムZおすすめポイント要約

スズキ ワゴンRカスタムZは、全車マイルドハイブリッドシステムを搭載し、NA仕様とターボ仕様をラインアップするが、高速道路などを使ってのドライブを考えると加速性能が高く、余裕ある走りをもたらしてくれるターボ仕様を検討したいところだ。装備も充実する。

いっぽう、高速走行がまれで、買い物など市街地中心のタウンドライブがほとんどなら、NA仕様が燃費性能に優れる点でおすすめだ。ただ、NA仕様では装備が物足りないなら「アップグレードパッケージ」をオプションで選べば、15インチアルミや本革巻きステアリング&シフトノブなどが備わるから、ぜひ検討したい内容だ。

デビューから3年あまり。改良ポイントもわずかなので、中古車で選びやすいモデルのひとつ。ただ、中古車として出ている台数は少なめだ。多くの選択肢から探すなら、デザインなどに違いはあるが(年式によってはエンジンも異なるが)、前身のワゴンRハイブリッドFZを合わせてチェックしてみるのもよさそうだ(なお、ワゴンRハイブリッドFZはNAのみとなる)。

スズキワゴンRカスタムZ 2023年10月発売モデル

ハイブリッドZX

価格 155万円
排気量 660cc
駆動方式 FF
最高出力 49 ps(36 kW)/6500rpm
最大トルク kg・m(5.9 Nm)/5000rpm
乗員 4名
燃費 -

ハイブリッドZX

価格 167万円
排気量 660cc
駆動方式 フルタイム4WD
最高出力 49 ps(36 kW)/6500rpm
最大トルク kg・m(5.9 Nm)/5000rpm
乗員 4名
燃費 -

ハイブリッドZX アップグレードパッケージ装着車

価格 162万円
排気量 660cc
駆動方式 FF
最高出力 49 ps(36 kW)/6500rpm
最大トルク kg・m(5.9 Nm)/5000rpm
乗員 4名
燃費 -

ハイブリッドZX アップグレードパッケージ装着車

価格 174万円
排気量 660cc
駆動方式 フルタイム4WD
最高出力 49 ps(36 kW)/6500rpm
最大トルク kg・m(5.9 Nm)/5000rpm
乗員 4名
燃費 -

ハイブリッドZT

価格 171万円
排気量 660cc
駆動方式 FF
最高出力 64 ps(47 kW)/6000rpm
最大トルク kg・m(10.0 Nm)/3000rpm
乗員 4名
燃費 -

ハイブリッドZT

価格 183万円
排気量 660cc
駆動方式 フルタイム4WD
最高出力 64 ps(47 kW)/6000rpm
最大トルク kg・m(10.0 Nm)/3000rpm
乗員 4名
燃費 -

スズキワゴンRカスタムZの歴代モデル

Motor-Fan厳選中古車物件情報

中古車TOPへ