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スズキ スズキ フロンクス 新型情報|グレード/性能/新車・中古価格

  • 2024/12/10

スズキ フロンクスの新型モデル情報を紹介します。スズキ フロンクスの性能・装備や燃費・内装など特徴をまとめて解説。スズキ フロンクス新型モデルのグレード一覧や新車・中古価格をチェックして購入の参考にしてください。

スズキ フロンクス新型モデルの概要

スズキ フロンクスは、コンパクトなボディとスタイリッシュなルックスを持つSUV。インドで生産され、2024年10月16日に正式上陸となった。

1.5Lマイルドハイブリッドを搭載し、組み合わせるトランスミッションは6AT。ラインアップは1グレードで、2WDと4WDを設定する。

流麗なクーペスタイルのボディは、4mを切る全長で日常でも扱いやすいサイズ。エクステリアは、存在感のあるフロントマスクが目を引き、インテリアは、スポーティで高級感ある雰囲気を演出している。

では、さっそく、注目のニューカマー、フロンクスの魅力を、デザインや実用性、走行性能などといったポイントごとに、見ていこう。

スズキ フロンクスの外観・内装デザイン

力強さ・上質さ・洗練さを合わせ持つデザインをつくりあげたスズキ フロンクス。クルマが溢れる街中でも個性を明確に主張する存在感を実現することも目指したようだ。そのスタイリッシュな外観とともに、内装デザインの注目ポイントにスポットを当てて、フロンクスの個性を見ていこう。

外観:流麗で洗練されたスタイリング

フロントマスクは、2段式のヘッドランプと、大きく回り込むフェンダーのフォルムが注目ポイント。個性的なフロントまわりのデザインは、街なかで遭遇したら、つい目で追ってしまいそうな存在感だ。

スズキは、秀逸なデザインを持つモデルをこれまでいくつも世に輩出してきた。初代ワゴンR、カプチーノ、はたまた初代エスクードなど、スズキデザインの傑作の数々を実例に挙げることができる。フロントマスクは、デザインという点でまずはフロントマスクに魅了されそうだ。

LEDデイタイムランニングランプや横一文字のテールランプなど、シャープで先進的。同時に、きめ細やかなディテール処理が高級感さえ演出している。

バックドアは、大きく傾斜。流麗で洗練されたクーペスタイルは、クラスを超えた上級感が漂う。

内装:高級感とSUVらしい力強さを追求

ブラック×ボルドーの配色がインテリア全体を包む上質な空間。インパネは、シルバー、パールブラック、ボルドーのコンビネーション加飾を配した、見応えのあるデザインを持つ。シルバー加飾は、磨き上げられた金属のフレームのようなイメージで、力強さを演出。いっぽう、エアコンサイドルーバーガーニッシュやインサイドドアハンドルガーニッシュに施したパールブラック塗装は、洗練さを表現した。

センターには操作しやすい9インチの高解像度HDディスプレイを搭載。メーターは、速度計と回転計の2眼式をベースに、その間に各種情報を表示するマルチインフォメーションディスプレイを配置した。インパネロアからドアトリムにかけてを連続する造形で仕立てることで、乗員を守る逞しさを演出した。

スズキ フロンクスのサイズ・室内スペース

コンパクトSUVのスズキ フロンクス。日常でも扱いやすいサイズであることはイメージできるが、ボディ寸法のほか、最小回転半径なども取り回しに関係するだけに注目したいポイントだ。また、快適性や使い勝手を左右する室内スペースと、収納についてもチェックしていこう。

ボディサイズ:全長は短いがワイドな3ナンバー

ボディサイズは、全長3995㎜×全幅1765㎜×全高1550㎜。全幅がワイドなボディで、トヨタ ヤリスクロス、ホンダWR-Vなどと同じく、3ナンバーサイズとなる(なお、トヨタ ライズは全幅1695mmの5ナンバーサイズ)。

最小回転半径は4.8mで、狭い路地や駐車場などでも扱いやすく取り回しの良い数値だ。ちなみにWR-V最小回転半径は5.2m、ヤリスクロスは5.3mとなっている。

機械式パーキングが少なくない都市部でメリットを感じるのは、全高の数値。1550mmの高さ制限のある機械式パーキングなどに対応する数値となっている。これは、ヤリスクロス、ライズ、WR-Vなどにない魅力となりそうだ。

室内スペース:快適な空間をもたらすパッケージング

ブラック×ボルドーでコーディネートしたインテリアにレイアウトしたシートは、レザー調&ファブリックのコンビ表皮。そこに、シルバーステッチを施し、また、ドアアームレストにもレザー調の素材を用いて心地よさと同時に上質感をもたらしている。

コンパクトなボディながら、ゆったりとした後席の足もと空間を確保した点に注目。静粛性も高めることで、快適な室内空間を実現した。前席はもちろんのこと、後席に乗る人にも快適に過ごしてもらいたいという想いで後席の座り心地にもこだわって開発した点にも注目したい。

収納スペース:ワイヤレス充電器も標準装備

センターコンソールドリンクホルダー(2個)、フロントドアポケット(ペットボトルホルダー付き)、アームレスト機能付きコンソールボックス、センターコンソールトレー、リアドアドリンクホルダーなど、各所に小物入れを配置。インパネにワイヤレス充電器、リアにUSB電源ソケット(Type-AとType-C)も標準装備となる。

位置を上段/下段に変えられるうえ取り外しもできるラゲッジボードと、6対4分割リアシートバックによって、荷室のアレンジが可能。荷室寸法は長さ650mm(リアシートバック前倒し時1380mm)、幅1320mm、高さ700mm(ラゲッジボード取り外し時850mm)で、荷室容量は5名乗車時で210L(ラゲッジボード取り外し時290L)となっている。5名乗車時でもラゲッジボードを外せば、38Lのキャリーケースを4つ縦積みで収納が可能だ。

スズキ フロンクスの性能・燃費・装備

運転が楽しく、遠出したくなる走行性能と、市街地などでの扱いやすさを両立させたスズキ フロンクス。その走りの性能を実現するために投入されたメカニズムや、ランニングコストに関連する燃費など、気になるポイントをチェックしていこう。合わせて、安全性能や、装備・機能についても見ていこう。

走行性能:ロングドライブも楽しく快適

1.5Lエンジンと、マイルドハイブリッドを組み合わせ、力強い加速性能と上質な走りを実現。スポーツモードスイッチをONにすれば、アクセルレスポンスを重視したエンジン特性を見せる。トランスミッションは、6速AT。パドルシフトを装備し、スポーティな走りも追求した。

ロングホイールベースによる高い直進安定性と、低重心、ワイドトレッドが生み出す高い操縦安定性も魅力。タイヤやサスペンションといった足回り、電動パワーステの操舵アシスト力など、日本の路面に合わせてチューニングを行った。ドライバーの体格や好みに合わせてドライビングポジションが可能なチルト&テレスコピックステアリングも装備した。

4WD車は、日本国内専用のラインアップ。路面状況に合わせて使い分けられる「スノーモード」、「グリップコントロール」、「ヒルディセントコントロール」の3つのモードを採用している。

乗り心地については、後席も快適に過ごせる空間というコンセプトで開発がスタート。長時間座っても疲れないシートを目指した。また、マンホールや橋の継ぎ目のような段差通過時のショックを少しでも和らげながら、同時に静粛性を高めるため、高目付のダッシュインナーサイレンサーや遮音壁などをボディ各所に配置している。

安全性能:最新の予防安全技術を全車に標準

ミリ波レーダーと単眼カメラの組み合わせにより、検知対象を車両や歩行者、自転車、自動二輪車とし、交差点での検知にも対応した衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポートII」を標準装備。高速道路での運転をサポートする、アダプティブクルーズコントロール(ACC、全車速追従機能・停止保持機能付き)や、車線維持支援機能も全車に標準で装備する。

また、ヘッドアップディスプレイ(カラー)やブラインドスポットモニター、低速時ブレーキサポート(前進・後退)に加え、信号の切り替わりも教えてくれる先行車発進お知らせ機能、標識認識機能なども盛り込んだ。

燃費性能:WLTCモード燃費19.0km/L(2WD)

力強い加速性能と上質な走り、静粛性を両立させるK15C型エンジンに組み合わせたマイルドハイブリッドシステムが、発進時の加速をアシストしながら、燃費を向上。デュアルインジェクターやクールドEGR、ローラーロッカーアームなどフリクション低減アイテムも採用した。吸排気VVTによるカムタイミングの最適化により、燃費性能を高めるだけでなく、排ガス性能の向上にも寄与した。

WLTCモード燃費データは、2WDで19.0km/L、4WDで17.8km/Lを達成している。

装備・機能:ナビを全モデルに標準で装備

スマートフォン連携メモリーナビゲーション(6スピーカー)を全車に標準で装備。そのほか、ワイヤレス充電器、電動パーキングブレーキ、ブレーキホールドなどの快適機能を標準で装備する。空調はフルオートエアコン。シートヒーター(運転席、助手席)、リアヒーターダクトも標準だ。

LEDのヘッドランプ、LEDリアコンビネーションランプ、ルーフエンドスポイラー、シャークフィンアンテナ、ヒーテッドドアミラーを装備。タイヤサイズは195/65R16で、アルミホイール(切削加工&ブラック塗装)も標準で装備した。

スズキ フロンクスおすすめポイント要約

流麗なクーペスタイルのエクステリアは、クラスを超えた上質さと、スタイリッシュなデザインが圧巻だ。また、レザー調&ファブリックのシートに、ブラック×ボルドーの配色が上級感をアピールするインテリアも魅力だ。

そのうえでナビゲーションシステムや、ヘッドアップディスプレイ、オートエアコン、アルミホイールなど、ぜひ欲しいと思えるアイテムをしっかり盛り込んだ充実の装備も見逃せない。それでいて、254万1000円というプライスでデビューした(4WDは273万9000円)。予防安全技術もしっかりと備えている。

ひとクラス上の満足感を提供してくれそうなフロンクスだが、デビュー間もないタイミングでは、中古車の数は少ないだろう。それでも検索してみれば、すでに市場に現れ始めている。走行距離も少ないはずだから、新車と見積もりを比べながらお気に入りの1台を探す作業は、とても楽しいものにもなりそうだ。

スズキフロンクス 2024年10月発売モデル

ベースグレード

価格 254万円
排気量 1500cc
駆動方式 FF
最高出力 101 ps(74 kW)/6000rpm
最大トルク kg・m(13.8 Nm)/4400rpm
乗員 5名
燃費 -

ベースグレード

価格 274万円
排気量 1500cc
駆動方式 フルタイム4WD
最高出力 99 ps(73 kW)/6000rpm
最大トルク kg・m(13.7 Nm)/4400rpm
乗員 5名
燃費 -

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