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CBR250RRを超えるスペックとR25なみのしっくり感! カワサキ新型ニンジャ250 2018“即” 試乗 !? 勢力図を塗り替えるスポーツ性!!

  • 2017/11/01
  • モト・チャンプ編集部 成島 義人
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ステップに足を掛け、「エイッ」とシートに腰を下ろす。
東京モーターショーの会場で、来場者とともに展示モデルの列に並び、勝手に“試乗”した “インプレッション”をここからはお伝えする。ん?走ったのかと思ったって? うん、それはまだ無理。でも、俺は決して嘘をついたわけじゃない。試乗、つまり跨った感想をガッツリレポートしようと思っただけだ。それでも、この新型の凄さはすぐさま体感できる。

跨ってみて驚いたのは、まずその足着き性。地面にめり込むんじゃないかってほど、ベタっと両足が地面に着く(筆者の身長は175cm)。これは女性ユーザーも多いNinja250にとって、すごく大事なポイントだろう。大事なことだから2回言っておこう。足着きサイコー!
そしてシートは快適性を高めるために40mm厚みが増している。これはロングツーリングへの対応力の高さを示しているが、まさにその通り。スーパースポーツながらもホワっとお尻に優しいクッション性は座れば即納得、とても優しい。それなのに、シート高は790mmと、現行モデルより10mm増し程度(現行780mm)で、さらにシート前端部の幅を15mm狭め、足着き性を高めているという。どうりで足が長くなったんじゃないかと思うほど、足が着くわけだ。こういうアプローチ、とても大事。

そして、現行モデルはライバルと比較して大柄だったこともあり、ハンドルが若干遠く感じられたのだが、それも見事に刷新(改善?)されている。スッと馴染むようなライディングポジション。ハンドル位置は現行モデルよりも高めに設定され、とにかくナチュラルだ。スポーティさという点ではCBR250RRなどよりも扱いやすさを求めた傾向にあると思われるが、フューエルタンクが高くなったこともあり、ライダーが跨った時の一体感がものすごく増している。また、両ステップに足を置き、ニーグリップしてみると、コンパクトながらも窮屈さは一切なく、誰もが快適に感じるであろうしっくり感がある。これ、あえて言うならYZF-R25に近い感じ。あの跨ってすぐ分かるイイモノ感が新型にはある。

さて、跨っただけの分際で色々と書いてみたわけだが、実走行での印象は、また大きく違ってくるのかもしれない。それでも、ただ跨っただけで、今までとはまるで別物の高いスポーツ性を感じさせてくれる完成度が新型Ninja250には備わっている。これ、走ったらどうなっちゃうのか。CBR250RRで行きついた感のある250スーパースポーツだが、さらなるその先を期待せずにはいられない。それほどにこのマシンが持つ期待値は大きい。

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