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北欧デザインと走りを満喫 コレ、普通二輪免許で乗れます! ハスクバーナ「ヴィットピレン401」は都会のスプリンターだった。

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ディテール解説

142mmのストローク長を持つφ43mm倒立フォークとワイヤースポークホイールの組み合わせにより、しなやかな接地感を実現。
φ320mmシングルディスクとBybre製ピンスライド式4ポッドキャリパーの組み合わせ。ステンメッシュホース採用でカチッとしたタッチだ。
エンジンはKTM390DUKE用として定評のある水冷単気筒DOHC4バルブ375ccユニットでゴールドのカバーはハスクバーナ伝統のロゴが刻まれる。
サイレンサーはシンプルかつ軽量なアルミ製。リヤブレーキはφ230mmディスクと1ポットキャリパーに加え、ボッシュ製 9M+2チャンネルABSを標準装備。
リヤサスペンションにはWP製リンクレスタイプのモノショックを採用。ストローク量は150mmと長めにとられている。
タイヤはメッツラー製の公道用スポーツレンジタイヤの「スポルテックM5」を装着する。
燃料タンク容量は9.5ℓと小ぶりながら低燃費のメリットを活かし長距離でも十分な航続距離を実現。タンクサイドの張り出しはプロテクターの役割もある。
シートはワンピースタイプとなっていてクッション性も良く、本革のようなヌメッとした独特の質感が気持ちいい。
シート下はエアクリーナーボックスとバッテリーなどに占められ、積載スペースはほとんどない。
液晶デジタル多機能メーターを搭載。タコメーターは外周に沿ってバーグラフ表示。左側にパネル状のスイッチがあり、画面の切り替えができる。センター部分の表示が浮き上がって見えるなどシンプルだが凝ったデザインだ。
シンプルなコックピット。円=サークルが散りばめられたデザインだ。セパレートハンドルはトップブリッジのクランプ部分に直接マウントされている構造になっている。
透過光式のスイッチは高級感のある演出。
シンプルなスイッチボックス。始動はセルスターターのみ。
シンプルだが美しいLEDヘッドライトは上下2段タイプ。デイタイムリングライトを備える。
ミニマライズされたLEDテール&ブレーキランプは被視認性が深く、かなり遠くからでもよく目立つ。標準装備のグラブバーはデザイン上のアクセントにもなっている。

足つきチェック

シート高は835mmと高めでハンドルは低いため相対的に前傾スタイルになる。車体はスリムだが足着きはまずまず。ライダーの身長は179cm。

■ヴィットピレン401主要諸元■

●エンジン
エンジン形式:水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒
総排気量:373cc
ボア×ストローク:89×60mm
最高出力:32kW/9,000rpm
最大トルク:37Nm/7,000rpm
始動方式:セル式
変速機:6速
一次減速比/二次減速比:30:80/15:45
クラッチ:スリッパークラッチ
マネージメント/イグニッション:BOSCH製EMS

●シャシー
フレーム:クロームモリブデン鋼トレリスフレーム(パウダーコート)
サスペンション(F):WP製倒立フォークφ43mm
サスペンション(R):WP製モノショック
サスペンションストローク(F/R):142mm/150mm
ブレーキ(F/R):ディスクφ320mm/ディスクφ230mm(BOSCH9.1MB2チャンネル)
※ABSは解除可能

キャスター角:65°
ホイールベース:1357±15.5mm
最低地上高(無負荷):170mm
シート高:835mm
燃料タンク容量:約9.5ℓ
乾燥重量:約148kg

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