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【動画】カウルがついただけ? 違います! カワサキW800 CAFEインプレッション

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1971年式のカワサキW1SAオーナーでもあるモータージャーナリストの青木タカオさんが、新型W800の魅力を解説。

REPORT●青木タカオ(AOKI Takao)
取材協力●カワサキモータースジャパン、川崎重工業

カワサキ W800 CAFE(カフェ)……1,112,400円

■■■ライダーインプレッション■■■

 バリエーションモデルも登場しました。ビキニカウルやクラブマンスタイルのM字形状ハンドルバーを装備する「W800カフェ」です。
 6室のうち4室がロービーム、2室がハイビームに割り当てられLEDヘッドライトをはじめ、従来モデルから容量を1L拡大(14L→15L)したフューエルタンク、アルミリムを採用した軽量スポークホイールなど車体の基本構成は「W800ストリート」と共通ですが、こちらは向上した運動性能を存分に引き出すスポーツモデルといっていいでしょう。

 新型ではアシスト&スリッパークラッチが採用され、急激なシフトダウンでもリヤタイヤのホッピングやスリップを防ぎますし、シャシーや足まわりも強化されています。
 まず、ダブルクレードルフレームは従来型から変わっていないように見えますが、パイプ径をそのままに厚さ調整し剛性を最適化するなどし、完全にリニューアルされたもの。溶接とガセットが最小限に抑えられ、滑らかな仕上げの丸形パイプが上質感をいっそう高めているのです。
 そして正立式フロントフォークもインナーチューブ径を39→41mmに上げ、前輪ブレーキはディスク径を20mm拡大し320mmに。ドラム式だったリアは270mmローターを備えるディスク式にグレードアップされ、ついにABSが標準装備されたのでした。

「W800カフェ」ではライディングポジションが伏せて乗る前傾となり、コーナーではイン側に積極的に荷重を掛けるアグレシッブな走りが堪能できます。
 車体やエンジンを2台で共通とするものの、それぞれが光る個性を持ち、Wシリーズの可能性をさらに拡げているのです。

■カワサキW1オーナーが、新型「W800」を堪能してみた。 https://motor-fan.jp/article/10010133

■【見た目以外も魅力アリ】Z900RSに続き、新型「W」もCAFE! W800カフェに乗った。 https://motor-fan.jp/article/10010135

■【どちらが買いか】新型W800「ストリート」と「カフェ」を比べてみた。https://motor-fan.jp/article/10010137

■【ナニが違う?】W800STREET/W800カフェ3分動画解説 https://motor-fan.jp/article/10010283

■大自然をまったりと。カワサキW800 STREET動画&インプレッション https://motor-fan.jp/article/10010607

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