Motor-Fan[モーターファン]|自動車最新ニュース・速報、試乗記など、クルマとカーライフを楽しむサイト

  • Motor-Fan[モーターファン]
  • モーターファンテック
  1. TOP
  2. バイク
  3. ニューモデル

新型カタナで500kmツーリング。そこから見えてきた本当の実力|スズキKATANA

このエントリーをはてなブックマークに追加

⚫️ディテール解説

スラントさせたヘッドランプ回りが印象的。ミニのウインド・スクリーンの様なブラックカウルが採用されている。
フロントフォークはφ43mmの倒立式。ダブルディスクブレーキは、ブレンボ製の油圧モノブロックキャリパーがラジアルマウントされている。
ダイヤモンドタイプのアルミフレームにショートストロークタイプの水冷DOHC16バルブ998cc直(並)列4気筒エンジンを搭載。基本的にはGSX-S1000やGSX-S1000Fと共通である。
赤いコイルスプリングが目立つリヤのモノショックユニットはKYB製を採用。
右出しショートマフラーとそれを巧みに避けるスイングアームデザインが印象的。リヤの油圧ブレーキキャリパーはNISSIN製シングルピストンのピンスライド式を採用。
ライダー目線からもそれがKATANAであることは一目瞭然。ただタンク容量は12L。このクラスのバイクとしてはかなり小さめ。ステアリング切れ角も29度と小さい。
ディスプレイや制御系のモード変更は左手のグレーのマルチファンクションスイッチで操作する。
ごく一般的なハンドル右側スイッチ。赤いのはエンジンキルスイッチ。下の黒いのが始動用スタータースイッチ。中段がハザードランプ用のスライドスイッチだ。
液晶表示を活用した見やすいマルチファンクションディスプレイ。メーターデザインも初代風を気取って欲しいのが正直なところ。
ダブルシートは一体式、キーロックで取り外せ、脱着性は扱いやすかった。
シート下スペースはギッシリ。密閉式バッテリーは最後部に収納されている。
テールエンドのフィニッシュは初代よりもキリリとスタイッリッシュ。
初代モデルよりグラマラスなプロポーションに仕上げられている。

◼️主要諸元◼️

型式:2BL-GT79B
全長/全幅/全高:2,130mm/835mm/1,110mm
軸間距離/最低地上高:1,460mm/140mm
シート高:825mm
装備重量(※1):215kg
燃料消費率(※2):国土交通省届出値,定地燃費値(※3)…23.8km/L(60km/h)2名乗車時
WMTCモード値…(※4)…19.1km/L(クラス3、サブクラス3-2)1名乗車時
最小回転半径:3.4m
エンジン型式/弁方式:T719・水冷・4サイクル・直列4気筒/DOHC・4バルブ
総排気量:998㎤
内径×行程/圧縮比:73.4mm×59.0mm/12.2
最高出力(※5) :109kW〈148PS〉/10,000rpm
最大トルク(※5):107N・m〈10.9kgf・m〉/9,500rpm
燃料供給装置:フューエルインジェクションシステム
始動方式:セルフ式
点火方式:フルトランジスタ式
潤滑方式:圧送式
潤滑油容量:3.4L
燃料タンク容量:12L
クラッチ形式:湿式多板コイルスプリング
変速機形式:常時噛合式6段リターン
変速比:
 1速…2.562
 2速…2.052
 3速…1.714
 4速…1.500
 5速…1.360
 6速…1.269
減速比(1次/2次):1.553/2.588
フレーム形式:ダイヤモンド
キャスター/トレール:25°/ 100mm
ブレーキ形式(前/後):油圧式ダブルディスク(ABS)/油圧式シングルディスク(ABS)
タイヤサイズ(前/後):120/70ZR17M/C(58W)、190/50ZR17M/C(73W)
舵取り角左右:29°
乗車定員:2名
排出ガス基準:平成28年国内排出ガス規制に対応

◼️ライダー・プロフィール

元モト・ライダー誌の創刊スタッフ編集部員を経てフリーランスに。現在はモーターファンjpのライターを担当。ツーリングも含め、常にオーナー気分でじっくりと乗り込んだ上での記事作成に努めている。

おすすめのバックナンバー

バイク|令和元年(2019年)のトピックおさらい!

バイク|令和元年(2019年)のトピックおさらい! 一覧へ

解決します! 交通ルールの素朴なギモン

解決します! 交通ルールの素朴なギモン 一覧へ

3分でわかる! クルマとバイクのテクノロジー超簡単解説

3分でわかる! クルマとバイクのテクノロジー超簡単解説 一覧へ