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【免許制度のうれしい改正】AT限定・大型二輪免許の排気量上限が650㏄から無制限に!

  • 2019/09/23
  • MotorFan編集部 北 秀昭
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★650ccまでだった「AT限定・大型二輪免許」。排気量の上限が撤廃されると、こんなモデルにも乗車可能!

 排気量の上限が650ccだった時代、「AT限定・大型二輪免許」は、基本的にビッグスクーターに乗るためのものだった。しかし排気量の上限がなくなると、『YCC-S(ヤマハ・チップ・コントロールド・シフト)』や『DCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション)』を採用したモデルなど、選択肢が広がる。下記はほんの一例だが、「AT限定・大型二輪免許」で乗車できる注目のモデルをチェックしてみよう。

1300cc&147馬力の超ハイパワーツアラー「ヤマハ FJR1300AS」

 水冷4ストロークDOHC4バルブ1297ccエンジンを搭載したツアラーモデル。147psのパワフルなエンジンもポイント。

『YCC-S(ヤマハ・チップ・コントロールド・シフト)』バージョンの他、6速マニュアルミッション版もあり(FJR1300A)。

ヤマハの『YCC-S(ヤマハ・チップ・コントロールド・シフト)』とは?

クラッチレバーがなく、変速操作は「左足のシフトペダル」と「左ハンドルスイッチにあるハンドシフトレバー」のどちらでも変速が可能。「クラッチを握る・半クラッチ操作・アクセル調整・クラッチレバーを離す」という操作からライダーは解放され、快適な走行性を実現。また、オン/オフ選択可能な「STOP MODE」シフト機能を装備。市街地での渋滞、信号などでの停止時において、車速・エンジン回転数・使用ギアの情報を検知して自動的に1速になり、停止時のシフトダウン操作が不要となる。

シャープでワイルドな外観が魅力「ホンダ ゴールドウィング(DCT)」

 第三世代7速デュアル・クラッチ・トランスミッションを採用。独自の「二輪車用ダブルウイッシュボーン・フロントサスペンション」などを装備。

 エンジンは水冷4ストローク 水平対向6気筒1833ccエンジンを搭載。アスリートのように鍛え上げられた、力強くシャープなスタイリングも魅力。

オフロードもツーリングも得意!「ホンダ CRF1000L Africa Twin Adventure Sports(DCT)」

 デュアルヘッドライトや存在感あるタンクを採用するなど、機能性に加え「アフリカツイン」としてのアイデンティティーにこだわった1台。オフロードとツーリング性能を両立した、

 水冷直列2気筒998ccエンジンを搭載。ホイールは、フロント21インチ、リア18インチのスポークタイプを採用。

扱いやすさ抜群の水冷直列2気筒745cc「ホンダ NC750S(DCT)」

 街乗りからツーリングまで幅広くこなせる外観やポテンシャルが特徴。エンジンは軽量・コンパクトなPGM-FI採用の、水冷直列2気筒745cc。低回転域でのゆとりあるトルク感はそのままに、中高速域での心地良いパワーフィールを実現している。

 走行モードには、状況に応じて適切なシフトアップ/ダウンを自動的に行う「ATモード」、シフトスイッチにより任意に変速できる「MTモード」を設定。

超個性派フォルムに注目!「ホンダ NM4-02」

 流麗で伸びやかなフォルムを基調とし、精悍な印象に仕上げた外観デザイン。フロントフェイスには、LEDヘッドライトやラインビーム状のLEDポジションランプを採用し、優れた被視認性を追求するとともに、先進感あふれる表情を演出。

 エンジンは軽量・コンパクトな水冷直列2気筒745ccを搭載。200/50ZR17M/Cの極太リアタイヤもポイント。

市街地でキビキビと走行可能「ホンダ X-ADV」

 郊外のアクティブなシーンにも、都会のスタイリッシュなシーンにもマッチするスタイリングを追求。エンジンは低・中回転域で力強いトルク特性を発揮する、水冷4ストローク直列2気筒745cc。

 DCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション)を標準装備し、シフト操作の自動/手動を選択可能。スポーティーなライディングフィールを楽しめるセッティングとしている。

ホンダの『DCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション)』とは?

2組のクラッチの切り替えにより、駆動力に途切れのない、スムーズで素早い変速を追求したDCT。走行モードには、状況に応じて適切なシフトアップ/ダウンを自動的に行う「ATモード」、シフトスイッチにより任意に変速できる「MTモード」が設定されている。

ホンダの「DCT」の右側ハンドルスイッチ操作イメージ図。

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