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日本でもおなじみのミッドランドのインカム。EICMA2019では超コンパクト系「BT MINI」を展示

  • 2019/11/23
  • MotorFan編集部 北 秀昭
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コンパクトでシンプルな2名用(運転者とタンデム者間)インカム「BT MINI」。

「ミラノ国際モーターサイクルショー(EICMA)2019」では、アメリカの無線通信機器メーカーの老舗『MIDLAND(ミッドランド)』も各種モデルを展示。ここでは日本でも人気のインカム「BTシリーズ」をクローズアップ。
REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki)

シリーズ最高峰のハイスペックを誇る「BT MESH」

ミッドランドからリリースの「BT MESH」の本体。
 一般的にインカムを使用する際に必要となるのが、“ペアリング作業”。“ペアリング作業”とは、通話前にライダーたちが集まり、互いを登録し合う作業のこと。同時通話する人数が多いと、思いのほか、手間や時間を費やしてしまう。

 2019年6月に発売された「BT MESH」は、新開発の「メッシュ通信機能」を搭載することで、この面倒な“ペアリング作業”を省略。まずは各自のインカムに、重複しないIDナンバーを選択。あとは真ん中のボタンを押すだけで、メッシュ通話モードとなる。

 同時に通話できる人数は、何と最大10名。また、最大通信距離は1400mというハイスペックを誇る。

 通話しつつ、ナビ音声や音楽が聴ける「ステレオブレンド機能」、ラジオが聞ける「ワイドFM受信機能」、最大18dBのノイズをカットする「ノイズキャンセラー」、スーパーバスサウンドの「高音質Hi-Fiスピーカー」など、シリーズ最高峰の名にふさわしい、便利な機能が搭載されている。

「BT MESH」は10人までのマス(複数台)ツーリングに最適!

フルフェイス型ヘルメットに「BT MESH」の本体を取り付けたところ。
 「BT MESH」は、10人までのマス(複数台)ツーリングを行う人におすすめ。最新のMMC技術革新により、グループ内で、参加・離脱が自由自在に行える。例えばツーリングの最中に、グループがふた手に分かれても、各々でのグループ通話が可能。

 また、その後に、改めて全員が合流する事により、全員でのグループ通話が可能となる。10人の中で、どのメンバーが参加するツーリングでも、ペアリングの組み直しは一切不要なのが嬉しいところだ。

【BT MESH その他の仕様】
・2台携帯電話待ち受け可能
・日本語音声案内
・20時間最大連続通話
・タンデム間ミュージックシェア
・ファームウエアアップデート可能
・1台他社インカム登録可能
・自動音量調整機能
・防水仕様(IPX6準拠)

最もシンプルでコンパクトな2名用(運転者とタンデム者間)のインカム「BT MINI」

「BT MINI」の本体。
 「ミラノ国際モーターサイクルショー(EICMA)2019」では、ニューモデルのインカム「BT MINI」も展示。「BT MINI」のポイントは、シンプルな構造&コンパクトな外観。

 超ハイスペックな「BT MESH」とは異なり、「BT MINI」は運転者とタンデム者間での使用を前提に設計・開発。1ボタン操作、音声アラート、パワーオーディオステレオサウンド、携帯電話&GPSへの接続機能、防水機能などを搭載。バッテリーの駆動は8時間。通話距離は最大400mとなっている。

「BT MINI」は運転者とタンデム者間での使用を前提に設計・開発。
「BT MINI」の本体は、雨にも強い防水仕様。
シングルパック(1名分)の同梱物。本体、スピーカー、マイク、取り付けクランプ、ケーブル類など必要なものが1セット。ツインパック(2名分)もあり。
「BT MINI」の本体は、「BT MESH」よりもコンパクト。
フルフェイス型ヘルメットに取り付けたところ。
フルフェイス型&ジェット型ヘルメットに取り付けたところ。
携帯電話への接続も可能。

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