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欧州車なのに!|125ccクラスの予算で買えてしまう、お得な150ccスクーターです。/プジョー・ツイート150 ABS Special Edition 

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◼️ディテール解説

スクリーンは大きいが、全体的なフォルムはなかなかスマート。端正なフロントマスクも好印象である。
ハンドル部分までカバーするクリアのロングスクリーンが標準装備されている。
リーディングアクスルタイプのフロントフォーク左側にはABS付きシングルディスクブレーキを装備。油圧キャリパーは2ピストンのピンスライドタイプだ。
完全にフラットなステップスルーフロアを持つのが特徴。カジュアルな普段着ファッションでも気軽に乗れる。
空冷エンジン&駆動ユニットはスクーター方式。カバーデザイン等はオリジナルだが、基本的にはジャンゴ150と共通である。
インナーフェンダーとエンドフラップの長いフェンダーデザインが印象的。マフラーは右サイドアップタイプ。タイヤは中国製のチューブレス。
リアサスペンションはユニットスイング&2本ショックタイプ。バリアブルピッチのスプリングが使われている。セット荷重調節は3段階。
駆動軸とオフセットホイールの間にローターを挟むシングルディスクブレーキ。油圧キャリパーはシングルピストンのピンスライド式。
車幅は690mm。車格的に外観は立派に見えるが、ハンドル幅は意外とスマートに仕上げられている。
メーターパネルから一体を成すハンドルカバーにレイアウトされた左側スイッチ類。オーソドックスに下からホーン、ウインカー、ディマーが縦に重ねられている。ディマースイッチを下押しするとシートオープナーとして機能する。
右側はシンプルにエンジン始動用のスタータースイッチのみ。カウルはグリップ部分までカバーされている。
四角い液晶ディスプレーを採用したアナログ式スピードメーター。メモリの外側はkm/h、内側はマイル/h表示だ。液晶表示は燃料計とクロック。そして切り替え式のオド&トリップだ。
キーロックを解錠して開けると、インナーポケットが装備されている。蓋の上方中央にはコンビニフックも採用されている。
タンデム用のピリオンステップ。上質な仕上がりで収納時も美しく取り扱いもカチッと節度がある。
スマートに段差を設けたロング・ダブルシート。先端が絞られたデザインで、後方に座ると幅の広いクッションが心地良い。
シート下のメットインスペースはそれほど大きくはない。黄色いスイッチは盗難抑止用スイッチで、ロック側にしておくと、エンジンが始動できない仕組みになっている。
シート下収納部の後方には、ごく一般的なキャップ式給油口がある。燃料タンク容量は5.7L。
トップケースは簡単に脱着できる。取り外すとフラットなベースキャリアがあらわれる。
スクーターとしての基本機能を高めてくれる実用的なトップケースが標準装備されている。収納容量は30L、ヘルメット収納にも余裕たっぷりだ。
ビッグスクーター系とはまた異なり、リヤビューもスマートだ。

◼️主要諸元◼️

全長×全幅×全高:2,000mm×690mm×1,125mm
ホイールベース:1,330mm
シート高:770mm
乾燥重量:109kg

エンジン:空冷4ストローク SOHC2バルブ単気筒
排気量:150.6cm³
内径×行程:57.4mm×58.2mm
最高出力:8.5kW〈11.56PS〉/8,000rpm
最大トルク:11.2N・m〈1.1kgf・m〉/6,000rpm
燃料供給方式:インジェクション
始動方式:セルフ式
燃料タンク容量:5.7L
変速方式:オート
サスペンション(前/後):油圧式テレスコピック/油圧式ショックアブソーバー(3段階調整可)
タイヤ(前/後):110/70 -16 / 110/70 -16
ブレーキ(前/後):シングルディスク(ABS)/シングルディスク

※主要諸元(スペック)は、車両にスクリーンとトップケースを装着していない状態の数値です。

◼️ライダープロフィール

元モト・ライダー誌の創刊スタッフ編集部員を経てフリーランスに。約36年の時を経てモーターファン バイクスのライターへ。ツーリングも含め、常にオーナーの気持ちになった上での記事作成に努めている。

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