Motor-Fan[モーターファン]|自動車最新ニュース・速報、試乗記など、クルマとカーライフを楽しむサイト

  • Motor-Fan[モーターファン]
  • モーターファンテック
  1. TOP
  2. バイク
  3. ニューモデル

【225,500円】豪華じゃないけど侮れない! 125ccスクーターSYM Orbit III 125 にプチ試乗

このエントリーをはてなブックマークに追加
目次開く

SYM ・Orbit III 125.......225,500円 (同ツートーンカラー.......236,500円)

カラーバリエーションは全5色

ベーシックなコミューターとしてなかなか上質な仕上がり

⚫️足つき性チェック(身長168cm)

ディテール解説

◼️主要諸元◼️

◼️ライダープロフィール

ディテール解説

特に斬新な印象は無いが、フロントマスクは端正な仕上がりである。ご覧のヘッドライトは一般的なバルブ(電球)が採用されている。12V35/35W。下側の小さなポジションライトは12V5Wだ。
ブラックアウトされた足回りにφ226mmペタルタイプのディスクローターがキラリと輝く。ブレーキキャリパーは2ピストンのピンスライド式。油圧ホースはエアロクイップタイプが奢られている。
4ストロークの単気筒エンジンはロングストロークタイプの空冷SOHC 2バルブ、電子制御燃料噴射式の124,6cc。ベルト駆動によるCVT(自動無段変速)が採用されている。
前方の左右ウインカーライト部も組み込まれたデザインのハンドルまわり。豪華さはないが、そつのない仕上がりである。
ハンドルバーをカバーする形でメーターと一体を成すインパネ。左側には上からディマー&パッシングスイッチ、プッシュキャンセル式ウインカースイッチ、そしてベストポジションにホーンボタンがレイアウトされている。
右側は、ごくシンプルにエンジン始動用のセルスタータースイッチのみ。ちなみに50にはあったキックペダルは無い。
10km/h毎、140km/h(マイル表示では80)スケールの速度計と燃料計はアナログ表示。95km/h以上がレッドゾーンになっている。
フィラーキャップはキー操作で開閉できる。キャップは手前に浮き出ながら左脇に避けて開くので右側からの方が給油しやすい。
タンデムライディングでも十分な長さのあるダブルシート。クッション容量もたっぷりで座り心地が良い。
前ヒンジのダブルシートはキー操作で開けることができる。ご覧の通り余裕のある収納スペースが確保されている。
タイプにもよるが、ジェット型やフルフェイス・ヘルメットも収納可能。さらにプラスαのスペースが空いている。
シート下の収納スペースにはUSB電源端子(5V2A)が標準装備されている。ゴムカバーを外してUSBコードを挿せば移動中にスマホの充電ができるわけだ。
黒いスチールパイプ製のエンドバーは車両を取り回す時にも役に立つ。テールライトも普通の電球タイプで12V5/21W。白レンズのウインカーには12V/10Wのオレンジ球が使われている。

◼️主要諸元◼️

型番:XE12W1-EU
全長:1915mm
全幅:680mm
全高:1125mm
ホイールベース:1290mm
シート高:765mm
車両重量:120kg

エンジン型式:空冷4ストローク、SOHC 2バルブ、単気筒
排気量:124.6cc
ボア・ストローク:52,4×57,8mm
燃料供給システム:EFI
最高出力:7.5kw/8500rpm
最大トルク:9.3Nm/6500rpm
クラッチ:自動遠心式
変速機形式:C.V.T (Vベルト自動無段変速)
始動方式:セルフスターター
燃費:39.0km/L
燃料タンク容量:5.7L

サスペンション(前/後):テレスコピック式/ユニットスイング式
ブレーキ形式(前/輪)::ディスク+CBS/ドラム+CBS
タイヤサイズ(前/輪):110/70-12 /120/70-12

生産国:中国

◼️ライダープロフィール

元モト・ライダー誌の創刊スタッフ編集部員を経てフリーランスに。約36年の時を経てモーターファン バイクスのライターへ。ツーリングも含め、常にオーナー気分になった上での記事作成に努めている。

おすすめのバックナンバー

バイク|令和元年(2019年)のトピックおさらい!

バイク|令和元年(2019年)のトピックおさらい! 一覧へ

解決します! 交通ルールの素朴なギモン

解決します! 交通ルールの素朴なギモン 一覧へ

3分でわかる! クルマとバイクのテクノロジー超簡単解説

3分でわかる! クルマとバイクのテクノロジー超簡単解説 一覧へ