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トルク良し、ダッシュ良し。ホンダ新型NC750X DCTにサクッと180km試乗。

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ホンダ・NC750X DCT.......990,000円

走りに活力を感じるアグレッシブな乗り味が気持ち良い。

足つき性チェック(身長168cm)

ディテール解説

⬛️主要諸元⬛️

⚫️試乗後の一言!

ディテール解説

いかにもエアロダイナミクスが良さそうなフロントカウル&スクリーンがスマート。ヘッドランプはLED式。オレンジ色の左右ウインカーもポジションライトとして常時点灯する。
ウェーブタイプのシングルディスクローターは、φ320mm。NISSIN製のピンスライド式油圧キャリパーがマッチされている。フロントフォークはSDBV(ショーワ・デュアル・ベンディング・バルブ)が採用されている。
いかにも重心の低そうな水冷の前傾直(並)列ツインエンジンを搭載。ロングストロークタイプだが、旧形よりも高回転高出力が追求された。
シリンダーヘッドから下方に出された2本のエキゾーストパイプは、クランクケース下部で集合し右側へと導かれ、右出しの1本マフラーへ続く。
リヤ・サスペンションはボトム側にリンク機構を持つプロリンク式。ショックユニットは7段階のプリロード調節ができる。
装着タイヤはダンロップ製TRAIL MAX D609。リヤディスクはφ240mmのウェーブタイプ。油圧キャリッパーは1ピストンのピンスライド式。写真のDCTにはサイドブレーキ用にワイヤーケーブルで引く機械式のキャリパーも装備されている。
左側のステップ部分。撮影車はDCT仕様なので、シフトペダルは存在しない。
クラッチレバーレスのハンドルまわり。スクリーンはコンパクトタイプだが、なかなか効果的。
一番下はシフトダウン用のスイッチ。同アップスイッチは向こう側にあり、人差し指で操作する。グリップヒーターも標準装備。右上のシーソースイッチはライディングモードの切り替えができる。
赤いスイッチはエンジンキルスイッチ兼始動用スタータースイッチ。下の黒とグレーはシフトセレクターで、通常はDを押すだけでオートマチックなイージーライドが楽しめる。
左手のモードスイッチで多彩な表示内容等を制御できる。モノクロのLCDメーター。右上のラインライトは8色の表示で車両情報を直感的に伝える。
マルチカラーライン表示は、エコインジケーターやライディングモードインジケーター等に活用できる。
通常のタンク位置に設けられた23L容量のラゲッジボックス。ETCも標準装備されている。
メットイン機能はとても便利。スクーター的な実用性は実に魅力的だ。写真はSHOEI製J-FORCE Ⅳ。
クッションに十分なボリュームが感じられる段付きのセパレートシート。後部座席は荷物積載スペースとしても活用しやすい。
タンク(ラゲッジボックス)前端にあるキーを左(反時計)に回すとリヤシートは後方ヒンジで開放でき、給油口が出現する。本物の燃料タンクはシート下にレイアウトされている。
リヤシートから面一で後方に伸びるシートエンドカウル。LED式テール&ストップランプもスッキリと埋め込まれている。
フロントカウルからタンク(ラゲッジボックス)まわりは立派なボリューム感がある。

⬛️主要諸元⬛️

NC750X(デュアル・クラッチ・ トランスミッション)
車名・型式:ホンダ・8BL-RH09
全長(mm):2,210
全幅(mm):845
全高(mm):1,330
軸距(mm):1,525(1,535)
最低地上高(mm):140
シート高(mm):800
車両重量(kg):214(224)
乗車定員(人):2
燃料消費率(km/L):43.0(60km/h)〈2名乗車時〉
WMTCモード(km/L):28.6〈1名乗車時〉
最小回転半径(m):3.0
エンジン型式:RH09E
エンジン種類:水冷4ストロークOHC4バルブ直列2気筒
総排気量(㎤):745
内径×行程(mm):77.0×80.0
圧縮比:10.7:1
最高出力(kW[PS]/rpm):43[58]/6,750
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm):69[7.0]/4,750
燃料供給装置形式:電子式〈電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)〉
始動方式:セルフ式
点火装置形式:フルトランジスタ式バッテリー点火
バッテリー:12V-11Ah
潤滑方式:圧送飛沫併用式
潤滑油容量(L):4.0
燃料タンク容量(L):14
クラッチ形式:湿式多板コイルスプリング式
変速機形式:常時噛合式6段リターン(電子式6段:デュアル・クラッチ・トランスミッション)
変速比:
 1速 2.666
 2速 1.904
 3速 1.454
 4速 1.178
 5速 0.967
 6速 0.815
減速比(1次/2次):1.731/2.687(1.921/2.411)
キャスター角(度):27 ゜00′
トレール量(mm):110
タイヤ(前/後):120/70ZR-17M/C(58W)/ 160/60ZR-17M/C(69W)
ブレーキ形式(前/後):油圧式ディスク / 油圧式ディスク
懸架方式(前/後):テレスコピック式 / スイングアーム式(プロリンク)
フレーム形式:ダイヤモンド

⚫️試乗後の一言!

クルーズコントロールが欲しくなる、ツアラーをわきまえた乗り味が快適。

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