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日本導入未定の新型スクーターをインプレ!|キムコ・XタウンCT125

  • 2021/06/05
  • 大屋雄一
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キムコ・XタウンCT125……価格未定

大柄かつ軽くはないボディだが、15psのエンジンがそれをフォロー

フラットフロアモデルにありがちなシャシーの弱さはほぼ皆無

ライディングポジション&足着き性(175cm/64kg)

ディテール解説

XタウンCT125 主要諸元

ライディングポジション&足着き性(175cm/64kg)

足を前方へ伸ばせるフロアデザインで、シートのサポート感も良好。タンデムステップはボタンを押すと飛び出す可倒式だ。
シート高はPCXより1mm高いだけの765mmを公称。足着き性は着座位置によっても変わるが、やや前方へ腰をずらせば両かかとを接地させることも可能だ。

ディテール解説

124.8ccの水冷SOHC4バルブ単気筒は、EUのA1ライセンスで乗れる上限の15psを発生。ホイールは前後ともアルミキャストだ。
ブレーキはフロント、リヤともにディスクで、左レバーの操作で前後が連動するコンバインドシステムを採用。なお、キムコイタリアのサイトにはフォーク径φ37mm、ホイールトラベル量はフロントが110mm、リヤが100mmと表記されている。
灯火類はオールLED。低めのウィンドスクリーンは固定式だ。
大きめのグラブレールを装備。純正アクセサリーとしてトップボックスなどが用意されるだろう。
樹脂カバーで覆われたハンドルバー。その中央にあるキムコのフタを開けるとUSBソケットが現れる。
スピード、タコメーターとも指針式で、その中央に多機能な液晶パネルをレイアウト。
ヘルメット+αが収納できるシート下のラゲッジスペース。ヒンジの左右にはメットホルダーがあるほか、開いた状態のシートを支えるダンパーも装備。
ラゲッジスペース後方にはシガーソケットも。さらに、PCXにはない照明まで設けられている。
フロントインナーボックスやコンビニフックも装備。後者はフロアトンネルがないからこその便利アイテムだ。
国内メーカーの原付二種以下ではほとんど見られないレバー調整機構。これを左右とも採用している。ハザードランプも装備。

XタウンCT125 主要諸元

全長(mm) 2,195
全幅(mm) 800
全高(mm) 1,130
軸距(mm) 1,513
シート高(mm) 765
乾燥重量(kg) 167
乗車定員(人) 2
エンジン種類 水冷4ストロークSOHC4バルブ単気筒
総排気量(cm3) 124.8
内径×行程(mm) 54.0×54.5
圧縮比 11.7:1
最高出力(kW[PS]/rpm) 11[15]/9,000
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) 11.6[1.2]/7,000
燃料供給装置形式 燃料噴射
始動方式 セルフ式
燃料タンク容量(L) 10.5
タイヤ
 前 120/70-13
 後 150/70-13
ブレーキ形式
 前 油圧式ディスク
 後 油圧式ディスク
懸架方式
 前 テレスコピック式
 後 ユニットスイング式

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